三重大学大学院で、忍者を研究して1年が経ちました。
昨年、大学院の授業で何をしたのかというと、
・忍者関係の論文講読
・忍者関係の古文書講読
・くずし字の学習
・忍者関係の実践演習
そして、論文指導を受けることでした。

その中で未だに手がかりを見つけにくいのが『くずし字』です。
日本語なのに、辞書がうまく引けないんです。
ほんの150年ほど前まで当たり前に使われていた『くずし字』が引けないんです。
文字って何だろうと物凄く考えさせられました。
とにかく、掴みどころない。
掴めない。

語学の学習は辞書を引くところから始まると思うのですが、それが引けないんですから、対処のしようがない…。

行きついた結論は、余りにも有り触れておりますが、『慣れる』ことでした。
でも、慣れるためには時間がかかる。
他の授業は人生経験が結構活かせると思うのですが、時間がかかるモノに関しては、社会人大学院生(リカレント教育)が一番困るポイントだと思います。
ここをどう乗り越えるか!!
それさえクリアできれば、刺激の連続で最高の時間を過ごせると思います。

不慣れな『くずし字』を前にまだ怯んでおりますが、ここは乗り越えて、あと、数カ月しかない修士課程を楽しみたいと思います。

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