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【観戦記】大宮アルディージャ対松本山雅(J2リーグ第7節)

はじめに

こんばんは。昨夜行われた大宮対松本の試合を観戦します。

個人的な話、昨夜は泊りがけで出かけていたので今になってのDAZN視聴となりますが、ここまで結果を知ることがないようにLINETwitterインスタを全て開かずにここまで来ました。だから完全にリアタイで観るのと同じ感覚で行きます。私的に結果知った試合レビューするの怠いのでw

さて、前回のアウェイ大宮といえば、多くの山雅サポから「Jでの山雅史上最高の試合」とか「J1昇格への大きな一歩となった試合」なんて言葉をよく耳にしますが、私個人的にはあの試合は「ナカミケイヤ卍がマテウスをソイヤソイヤ卍した試合」なんて形でよく覚えています。決して中美選手をディスっているわけではなく(わたしは去年もおととしもユニは13着て観戦してましたからむしろ好きな選手です)あの退場によって残った選手たちのインテンシティーが上がったことが試合のポイントだったと見ているわけです。静かに燃えるタイプの中美選手、そろそろ復帰して現状のスタメン争いで布さんを悩ます存在になって欲しいものです。

スタメン

大宮

山雅とミラーゲームですね。

注目の選手は三門イッペイシノヅカ。水戸の山田に続き元マリノス選手がJ2で暴れるのは怖いです。特にイッペイシノヅカは前線切り込んでくるプレーは超J2級です。

松本

前置きに書いた中美が今年初ベンチスタートとなりました。(祝)

なきものとなったお菓子カップC大阪戦以来のスタメンとなった榎本をこの大宮戦で思い切って最前線に起用するあたり、相手の研究を無意味なものにしたい布さんが、コンディションを上げてきた新戦力を使いたい意図を感じさせます。日本人だけの3-4-3、ちょっとくすぶっている彰人がいつもと違うメンバーでどう連携を見せるか楽しみです。

試合メモ

前半

立ち上がりは積極的に松本が深い位置まで侵入します。大宮は自陣で奪って両シャドーでカウンターを狙っていく形。両ウイングが積極的に前後に走っているのでいかに中でボールを保持できるかがポイントでしょう。

7分。彰人のシュート。切り込んだ利弥、榎本とつないで彰人のフィニッシュ。形としては今日の増やしたい形です。

9分 久保田のミドル。大宮は足が止まっていましたので枠狙う余裕がありました。

鈴木は賢いし落ち着いてボール保持できる、いままでの山雅にはなかなかいない選手ですね。去年いたらなぁ

15分まで。山雅がボールを保持しつつ広く幅取ってスペースに入り込めています。大宮はある程度やらせながらカウンターを狙う形。基本ポジションキープで構えます。よくもわるくも前線の個の力にかかっています。

ここまでで何回か榎本がロングスローを入れていますが相手を押し込む以外は特に効果的になっていません。高さもないですからねぇ。

23分 大宮のセットプレーのチャンス。榎本が倒しました。ここまでシュートがないので注意。翁長のキックは無回転狙いましたが落ち切らず枠外。

飲水タイム明けからは大宮の時間。山雅のセットアップした守備はどうか。

30分過ぎ。大宮の足が動いてきたので松本はイージーなロストが増えてきました。大宮はスペースがなくて出しどころに苦戦、松本は耐え凌ぎたい時間、5バックで全員守備。

36分 イッペイからの左FKに合わせた山越。ヘッド枠外。浦田が競り負けていたので怖いシーンでした。

前半終了 大宮 0-0 松本

前半総括

かったい試合。松本は入りは良かったのですが、徐々に大宮に押し返され、最終的に五分五分の前半でした。

攻撃に関しては、榎本は阪野よりサイドに流れがち。そこに両シャドーが最前線に飛び込む狙いが伺えました。時間が経つにつれ藤田久保田がボールを持つ位置が低くなったことで組み立てが難しくなりました。サイドは利弥にもう少しボール収めて欲しいところ。

守備に関しては、セットアップした守備はいつも通り相手を外で回させることが出来ています。大宮STのハスキッチの意図が合っていない感じがするので助かっていますが、いくつか危険な縦パスも通されていたのでそこは注意です。セットプレーもいいボールが入ってくるのでそこも気を付けないといけませんね。

後半

榎本out 阪野in より相手3バックとマッチアップさせる意図でしょうか。

50分 鈴木のバイタルでのシュート!惜しい!藤田の縦パス、彰人のポストプレー、鈴木の枠内シュート。パンチングでCK。阪野含め3トップで藤田の縦パスを受けたこのシーンはかなり可能性感じさせました。

53分 奥抜の奪ってからのシュート!圍が近距離ビッグセーブ!奥抜は前半から一番突破力を感じさせます。

54分 イッペイシノヅカの右から左足でのクロス、河本がヘッドで合わせるも僅かにゴール前を通過しました。浦田。。

かなり大宮のチャンスが増えています。出足が良くなり、パススピードが上がっています。松本はミスすな。サイド高い位置で持てないのが後半押されている原因かもしれません。

CB河本強いなぁ、浦田先輩が競り負けまくっているのでセットプレーはできるだけ与えたくありません。

64分 イッペイ、ハスキッチout 黒川、戸島in イッペイシノヅカはキレのある動きとセットプレーでいいキックしてたので下がってくれて助かりました。ハスキッチは起点になり得ていなかったので山雅的には下げて欲しくなかったですね。

67分 ゴール! 戸島。黒川、奥抜、最後戸島。狭いところ細かく崩され、シュートの軌道も素晴らしかったです。高木監督采配当たりました。

失点シーンは松本CBがボランチがズル引きしたことで寄せの対応が遅れました。

71分 戸島から奥抜。黒川加えてこの三人の連動性やばい。

服部かぁ。最初はみてて面白かったんですが、こう何試合も見せられると可能性とか連動の点で食傷気味。特にこの試合みたいに相手FW入れ替えてその選手たちできれいに崩されると尚更。シャドー中美ではあかんのかね。それか久保田一つ上げるのもありでしょう。

78分 久保田、隼磨out 中美、山本in 装い新たに14番中美に期待。どうにか一点返してほしいところ。

81分 服部倒され直接FK。少し近いでしょうか。龍平の巻いたシュートは枠上。大きく逸れました。

82分 浦田out アルヴァロin 4-4-2にしてきました。

大宮は疲れないように引きながら、少ない人数でカウンター狙い。がんばれプール。

92分 圍のフィードから潰れた服部、飛び込んだ山本龍平が倒されFK。直接より繋げてドンの方が可能性ありそうですが。。。鈴木のキックは枠外。中美めっちゃフリーだったのになぁ

試合終了 大宮 1-0 松本

試合総括

◎ 圍の安定感

○ 新戦力積極起用

○ 1トップ2シャドーでのバイタルでの崩し

△ 鳥籠状態となった後半のボランチ

△ 交代選手が後手

大宮に力負けした試合でした。ゴールとアシストが交代選手だったので采配が当たったといえば当たったわけですが、それまで後半はイッペイシノヅカ含め大宮の方が出足がよく、結局後半の内容だけみれば全体的に負けていたと思います。

その中でもよかったのは。キックもボールに力が伝わっていて軌道が安定していますし、ビッグセーブも普通のパンチングも触ったボールの先が相手に行かないような方向に飛ばしていたのが印象的でした。失点でよくあるのがパンチングしたボールを詰められるやつですよね。今節最少失点だったのはそんな圍の安定感があってこそな気がしました。試合を重ねるごとに安定感は増している気がします。

今節で今年初出場になったのは、榎本中美山本の三人。それぞれアピールしようと積極的に絡んでいました。フォメ自体色々いじくる布さんですから、今後もどんどん使っていって欲しいです。逆にいつも出ているはずの阪野は地味でした。むしろもっと榎本見たかった。阪野をシャドーで使ったり、70分失点してから服部を入れるのは交代として先手とは言えないので△に入れました。できれば高木監督みたいに自分のしたいサッカーのための交代が見たかったです。

試合メモの中に書いたのですが、久保田いっこ上げて中美ボランチも見てみたかったです。というのも後半大宮の出足が上がって、久保田はずっと鳥籠の中状態だったんですよね。失点シーンも藤田含めて鳥籠展開されてCBが連動するのが遅れたのが原因に見えます。CBに関しては触れません。野戦病院状態ですから。

攻撃に関しては、前半後半にあった三人で崩すシーンをもっともっと増やしてほしいです。J1のゴールシーンでよく見る崩しでした。縦ポンでもいいんですけど、可能性感じなかったりするんですよね。後半の終わり際に直接FKあったとしてもキッカーがいつも蹴ってない人だったり、そもそも強引なゴールは次の試合に繋がるわけではないですからね。

だらだら書いてすみません。なかなか勝てませんが、次節町田戦、勝ちましょう。マジ水本には負けたくないです。おつかれさまでした。

ハイライト

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