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塾講師一年目に生徒から学んだ事
子どもに教えられたことという題みて、以前、受験指導していたときの出来事を思い出しました。
夏休み明けに、問い合わせてきた中三の生徒。
志望校は偏差値65over
対して、本人の成績は、50あるかないか。
担任にも、通ってる塾の先生にも、センスないから無理やと言われてる、でもどうしても行きたいということで、受験指導をすることに。
理系科目がとにかく苦手、基礎の基礎から抜け落ちている状況でした。
本来、追い込みの時期に、基礎の復習しなきゃいけない、
そのため、模試はなかなか伸びず、
ずっとD判定、
当然、志望校決定面談で担任の先生からも、
止められる始末。高校受験の判定はbでも危ないので至極当然です。
ただ本人が、絶対行くと意志が固い。ご家庭も応援している
ということで、第一志望校に突っ込むことに、
そこからの、努力は凄まじいものでした。
時々、このままじゃ落ちる、親に迷惑かける
って時々目に涙浮かべながら、勉強していました。
それをみている私もいつも泣きそうになっていたのを思いだします。
ただ、過去問演習では、1ども合格点取れないまま、入試本番。
もう吐きそうになりながら私は祈っていました。
感想聞くと、前の日やったところ、から結構でたとのこと、
これはもしかして、、、
と祈りながら迎えた合格発表当日、
電話きました。
結果は合格。
思わず、電話口で叫んでしまいました笑笑。
その時の彼女の言葉が、
今も忘れられません。
受験勉強きつかった。。でも
私ってこんなに頑張れるんだと思った。
この言葉聞いて泣きそうになりました。
そして、偏差値とか点数とか目に見える指標だけでなく、子どもの潜在的能力、信じてあげること必要なんだなと学びました。
私が好きな曲、乃木坂46の羽根の記憶のの一節にこんな歌詞があります。
今、僕にできること、自分の背中には使ってない羽根がある記憶を信じること
これを聞くたびに、僕は、あの合格発表を思い出します。
見えない羽根を信じること、
頑張るってかっこいいということ、
本来、大人が教えないきゃいけないのかもしれないですが、上記2つを私は子どもに学びました。
そんな私も、資格試験に挑戦中。
こんどは自分の羽根の記憶信じて頑張ろうと思います。
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