コインハイブ事件、検察の控訴はweb娯楽の可能性を潰しうるもの

7/19に向けて真面目な話をしてみましょうの2日目ですが。今回はコインハイブ事件とバンドとの関連性について。お昼休みの暇つぶしにでもお読み下さい。ぶっちゃけ7/19はほぼほぼ関係ないですw

コインハイブ事件って何ですかというと、要はホームページの閲覧者のPCを利用して仮想通貨を稼ぐスクリプト(以下webマイニング)で逮捕者が出た、というお話です。

ポリさんのあまりの勇み足に自分もそんな乱暴な捜査するなよと思っていた訳ですが、先日地裁で無罪が出ました。が、検察側がこれを不服として控訴しています。
https://www.bengo4.com/c_23/n_9491/

webマイニングは閲覧時間に応じて仮想通貨を得られる仕組みです。尤も、値段変動が激しい上にPCから得られる収益はタカが知れているため、web広告の方が実入りは良くなると思います。ですので、今後は併用がスタンダードになるかと思います。

一方、広告と異なりwebのレイアウトを一切阻害しないため、例えばデザイン重視のweb siteには好まれるものですから、バンドHP等、デザインの比重が高くなるHPには親和性が高いものとなります。

草の根バンドではCD、ライブ、物販あたりが主な収益の元となりますが、例えばHPにおいて曲の由来や楽曲紹介など滞在時間の長さが見込めるコンテンツを作れば活動の足しには出来るはずです。一応蒼天ではテストケースとして併用しています。
http://3594.wiki.fc2.com/

PVを作って、それをYoutubeやHPで公開。見てもらっている間の収益はwebマイニングで、見終わった後の収益はYoutubeのパートナー プログラムというやり方もありますし、そもそもパートナー プログラムのハードルが高いので、なるべくHPから見てくださいやHPへの導線として使うなど、新しい音楽活動の在り方が生まれる可能性を秘めています。

特にオリジナルでの活動をされるバンドさんは逆にライブを控えて音源を活用した活動を中心に据えて、リアルでのライブはここ一発という形にシフトしていくかなとふと思ったりもしています。VRでのライブも増えてくるかと思いますし、そうなれば入場料代わりにwebマイニングという手段も生まれてくるかと思います。

今回の控訴についてはこういった娯楽の可能性を潰すものであるため、自分としては立てた中指を相手の秘孔にぶっさしたい気持ちでいっぱいですw 地裁同様に司法の「お前こんな案件持ってくんなよ」という呆れを交えたハンマーを期待するものです。

関連
コインハイブ事件で検察側が控訴 無罪判決に不服
https://www.bengo4.com/c_23/n_9491/

コインハイブ事件で無罪判決。罪に問われていた男性が胸中をブログで明かす
https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/news/1178294.html

追記
ノルマ0、70%バックのライブを5年ぐらいやります
https://www.facebook.com/events/256296345036253/


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