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知識が深堀りできる本の選び方~1テーマ10冊買いのススメ~

このnoteはこんな方におすすめ
☑専門的な知識を身に付けたいかた(長所進展)
☑自分の弱点を克服させたい(短所克服)

この記事を読むことで、知識をつけるための本の買い方がわかります。
仕事のスキル向上にもつながりますよ。


■著者:ゆっけ

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ゆっけ

宮崎で100年以上続く本屋の5代目。脳科学を勉強し、それを活用した読書で月に60冊の読書に成功。読書に関する企業案件や電子書籍執筆を発信を通して依頼された。現在は、効率の良い読書法や勉強法の情報発信のほか、Twitterのインフルエンサーイベントの主催などを個人でやっています。


■今回のピックアップツイート

※毎回の記事のテーマは、私の反響の高いTwitterの投稿を元にしています
今回は下のツイートの詳細を深掘りします。



本選びの2つの視点

本選びの時のオススメの選び方として、「短所克服」「長所伸展」の2点があります。
どちらを目的にするのか、明確にしてみましょう!

短所克服は知らない分野を知るので、入門書がオススメです。
一方、長所伸展はある程度知っていることの深堀りになるので、専門書がオススメです。


1つのテーマにつき最低10冊買う

インプットする際は、知りたいジャンルの本を最低10冊買うようにすると良いです。
例えば、読書法を学びたいと思ったら、読書法の本を10冊買うことです。

10冊は同じ著者でもかまいませんし、全部違う著者でもかまいません。

なぜ、10冊が良いかというと、同じジャンルに関する複数の視点や立場が書かれている本を読むことで、ジャンルに関する理解が一気に上がるからです。

さらに、複数の著者が同じことを書いている場合、とても大切な共通の本質の可能性が高いのです。
複数の本を読んで、物事の本質を掴むのも楽しみの一つですね。

他にも複数の本を読む効用があります。
1つの意見や視点に対する反対意見が書かれている場合もあります。
そういう複数の視点を比較することも読書では大切です。
情報の偏りだけは注意しましょう!


ニュートラルに読む

インプットする場合は、中立にインプットすることが大切です。つまり、「素直」になって、選り好みをせずにインプットします。

ほとんどの人は「確証バイアス」を持っています。仮説を確かめる際、それが有利な情報ばかりを集め、反対意見を無視する傾向のことです。

例えば、「会話力向上は面白いことを話すべき!」って人が話し方の本しかアンテナを張らず、”傾聴力”の本が目に入らなくなることです。

ちなみに、オレオレ詐欺にあう人は確証バイアスが原因と言われています。
「自分は騙されない」という気持ちから、おかしいと思う情報を無視しちゃう傾向があるのです。

本を読み始める前は、自分の意見はいったん白紙にして、真っ白な状態で読み進めるべきです。
判断は読み終えてからにしましょう!

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さいごに

今回のまとめは以下の3つです。

①「短所克服」「長所伸展」の視点で本を選んでみる
②1テーマにつき10冊買うと、様々な視点や共通の本質が見える
③先入観を持たずにニュートラルな視点で読むこと

素直な目線で、いろいろな知見を一旦吸収する姿勢を忘れないでくださいね。



私はTwitterで速読、ならびに脳科学的に集中して読書するためのコツを発信しています。よかったらフォローよろしくお願いいたしますね。☟

参考文献:インプットの教科書
     インプット大全

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