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#002『小寺さんってどんな人?』

株式会社ガイアックスと株式会社はぐくむが共同で立ち上げた、自主自律型組織への変革を伴走するコンサルティングサービスです。このnoteでは、株式会社はぐくむ代表取締役の小寺毅さんと、ガイアックス社内コーチが【コーチング / 自主自律型組織 / リーダーシップ】 などについて語り合っていきます。

こんにちは!小寺毅です。株式会社はぐくむにて脱・ヒエラルキー、脱・指示命令コントロール型の組織を目指す方々を対象にした経営コンサルティング事業を展開しています。ガイアックス × はぐくむの自主自律型組織変革コンサルティングのメインコンサルタントを務めています。

普段は私が考える組織論や経営のあり方についてお話しすることが多いのですが、今回は私自身のバックグランドや、代表を務めている株式会社はぐくむについてもお話ししていこうと思います。

バックグラウンドは東西冷戦時代

さかのぼること幼少期は、東西冷戦時代のソ連とアメリカで過ごしてきました。社会主義のソ連と物質的豊かさのあるアメリカでの暮らしを経て、「本当の豊かさとはなんだろう」と考えるようになりました。

中学3年の夏に、日本に帰国。東京・目黒区立の中学校に転入し、ICU高校(国際基督教大学高等学校)、慶應義塾大学に進学しました。

職業を選択する時に、幼少期の経験を踏まえて「よりよく生きる社会」や「国づくり」という観点に興味があり、政治の世界にアンテナが立っていました。しかしながら、政治のことを知っていくうちに志が折れることがあり、大学3年の時に政治家ではなく、起業家を目指すことを選びました。起業してビジネスがしたいというよりも、政治家としてやってみたかったことを起業家としてチャレンジしたいという挑戦でした。

はぐくむ・ZaPASSで取り組んでいること

はぐくむロゴ

仕事としては、人と組織の可能性の最大化ということで株式会社はぐくむを2006年に創業し、人と組織にまつわる仕事をしています。

【はぐくむとしての取り組み】
①個人向け教育事業

自分の生き方を見つめ描いていく半年間のスクール「LIFE DESIG SCHOOl」を運営しています。

②コンサルティング事業

管理統制、指示命令コントロール型の組織から自主自律、セルフマネジメント型の組織を目指す方々を対象にした経営コンサルティングを行っています。

Uber、DeNA、Gaiaxなど国内外の企業において自主自律型への組織変革をサポート。書籍『奇跡の経営』で知られ、『ティール』でも触れられているブラジルのセムコ社が、自社の経営スタイルを広めるために運営している「セムコスタイル・インスティチュート」が認定している日本には数人しかいない認定コンサルタントも務めています。

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③タウン事業

住む人が幸せに生きていくための暮らし方、街のあり方を提案したいと思い、街づくりの事業も展開しています。こういう暮らし方、街のあり方があったら、住む人が幸せに豊かに暮らしていけるのではないか、と思い、タウン事業を展開しています。

シェアハウスに始まり、2020年10月には東京・世田谷区東松原でコミュニティーレストラン”はぐくむ湖畔”を立ち上げました。僕らが目指している社会、街の文化の発信地としてのお店を作っていきたいと思っています。

他にも、コーチマッチングプラットフォーム、プロコーチ養成講座、コーチング型マネジメント講座を展開しているZaPASS JAPAN 株式会社で、創業当初から経営顧問として関わらせていただき、コーチ養成講座の講師も担当しています。

「自分の人生を、自分で生きる」社会をはぐくみたい

はぐくむの創業当初から、

自分の人生を、自分で生きる。他律的に、他人軸で生きるのではなくて、自分の1回きりの人生、自分の生きたい人生、生き方を体現できる世の中を育みたい」

という気持ちを大切にしていきました。

創業当初の2006年あたりは、自分の想いを話しても共感されなかったり、言うことは分かるけれど「現実的にはいい就活をして、いい会社に入ることが大事。それじゃないと生きていけない」という言葉をもらうことが多かったです。

そこから約15年経った今、時代の流れとともに世の中の声も変わり始め、休学する人、退学する人、就活しない人、就職しても1本の木を登っていくキャリアの進め方じゃない進め方を選択する人と、生き方や働き方の感度が変わってきたことを実感しています。

特に直近は新型コロナウィルスの影響もあり、多くの方々にとって働く環境や働き方が変化しているのを痛感している状況だと思います。リモートワーク、副業や複業、多拠点生活など、10年前や20年前では非常識だったことが、一部の人だけのものではなく、広がりを見せ始めていて、これからのニューノーマルになっていこうとしています。

終身雇用で、企業に定年まで勤めあげるという感覚を持っている学生は年々減っていますし、転職が当たり前になり、副業(複業)もどんどん解禁され、働く時間や場所も多様化する中で、自分はどんなことを仕事にしていきたいか、どう働いていきたいのかを考える個人が増えていると感じています。

それは企業に入れば安泰で、その企業の世界の中で守られ、”企業の人”でいるかぎり一定の生活が担保されていた時代から、より”個人”が問われる時代になってきたのだと思います。

企業に依存する生き方から、企業に囚われない個人としての軸を持った生き方へのシフトが起き始めているのだと思いますし、そうした自分が問われる時代の色が強まってきているからこそ、「自分が本当にしたいこと」をベースに働き方を考え、ライフデザインをしていくことが大事だと思います。
「豊かな社会」をまちづくりを通して体現していきたい

今まで、事業ではコーチングやコンサルティングを提供してきました。世の中にまだ「コーチング」という言葉がまだ浸透していない時から提供していたことに価値は感じている一方、コーチングやコンサルティングは「点」という感覚があり、これからは全体性をもってはぐくむが考える「豊かな社会」を、まちづくりを通して体現していきたいと思っています。

街の中にあるコミュニティーレストラン”はぐくむ湖畔”が、僕らが目指している社会、街の文化の発信地として存在することでことで、点と点をつなげていき、「豊かな社会」を体現したいと思っています。

個別相談を受け付けています

ガイアックス×はぐくむの自主自律型組織変革コンサルティングでは、組織状況のヒアリングをもとに、オーダーメイドのプランをご提供しています。

組織課題を整理させていただく無料の個別相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

*参考記事

『対話による自主自律型組織へ – すべての始まりはあのチームセッション』

『中断、さえぎり、自分の話……上司がついやりがちな人の可能性をつぶす12の聴き方』


『社内コーチの働きかけが、他律型から自律型へと組織を突き動かす〜株式会社はぐくむ代表取締役・小寺毅さん〜』


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