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なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか

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ホーリィさんと私ギボンヌがメキシコの走る民族の腰巻きを共同研究している事についての連載です。
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2022年12月の記事一覧

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【14】

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【14】

【ララムリに会ったことがある人】私はもちろん、ホーリィさんもララムリには会ったことがありません。

その中でウィシブルガを作っているので、正解は何もわからないのです。

でも作っていると、見えてくるものもあったりします。

ぼくたちが作っているのは、もはや本家のウィシブルガではないなぁと。
やはり、neoウィシブルガなのですよね。

でも、そうはいっても重なるところは感じるのです。

前日、BOR

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なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【13】

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【13】

【ウィシブルガの締め方と締める塩梅】ホーリィさんとウィシブルガを作ってからというもの、リアルに会ってウィシブルガ談義をすることもなく、オンラインだけで長くやり取りをしていました。

6月に立ち上がって、10月までなので、4ヶ月くらい、オンラインのやり取りだったわけです。

やっと10月22日に矢田丘陵を案内していただくことになり、お会いすることができました。

マンサンダルを作ったところの友人をホ

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なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【12】

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【12】

【ウィシブルガをレースでテストする】ホーリィさんはどんどんウィシブルガを使いこなしていかれます。

レースで試すこともどんどんされていました。

六尺褌もそうですけど、ウィシブルガは「締める加減」が自分にフィットしていないと、とてもレースで試す気にはならないでしょうけれど。

ホーリィさんは六尺褌ランをすでにされていたこともあり、普段のランでウィシブルガをかなり試しておられるようで、レースに使えた

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なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【11】

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【11】

【綿は綿でも色々あるよね】ホーリィさんに試していただくウィシブルガは「インド綿の藍染め」と「アフリカンプリント」の2種類を試してもらっていました。

インド綿の藍染めは大塚屋で忠告されたとおり、色落ちが半端なく、ウィシブルガに仕立てるまでに4回くらいは洗っていたと思います。

そして、仕立ててからも1度洗いました。

かなり柔らかい肌触りになっていたと思います。

アフリカンプリントは3回洗いまし

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なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか⑩

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか⑩

【昔の日本人ができたことを今なりに追求したい】 ウィシブルガを作ると決めた時から、私の中ではただの見た目の真似事をする気はありませんでした。

当然、コスプレ的なことは求めていないけど。

目的は明確。
「ホーリィさんがさらに快適に走れること」です。

その後ホーリィさんは日常のラン以外にレースでもどんどんウィシブルガをテストしてゆかれました。

9月のYTTのイベント(33k)でも快適なランだっ

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なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか⑨

なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか⑨

【衣服の威力についての研究】7月の「姫ボタル瀞川平トレイルラン」では、ゴール後に少しだけお話をきけたのですけど、ウィシブルガの締め方についてのやりとりはできずでした。

なぜなら大雨でホーリィさんがあまりにもびしょびしょになっていたので、早くお風呂にいって欲しいのと、私は終わったらスッと帰ると決めていたので。

災害級の大雨だったので、スッと帰ってなかったら簡単に帰りつけなくなっていたと思った日で

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