ギボンヌ

自分とはなんでしょうね。 とりまく世界とはなんでしょう。 分からないことばかりのこの世…

ギボンヌ

自分とはなんでしょうね。 とりまく世界とはなんでしょう。 分からないことばかりのこの世を生きているギボンヌです。

マガジン

  • あなたは本当に無能なのか?

    あなたは自分の無能さに落胆しているかもしれない。 しかし、ほんとうにあなたは無能なのだろうか? そう決めるまえに事実を見てゆく必要があるのです。

  • なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか

    ホーリィさんと私ギボンヌがメキシコの走る民族の腰巻きを共同研究している事についての連載です。

最近の記事

14.自分と他人は「同じ」ではない

あなたは本当に無能なのか? 才能・能力はその人その人で全然違うところに伸びていたりする。 ある人はこれがあり ある人は全く違うものがある。 子供の時に評価されやすい才能・能力 学生の時に評価されやすい才能・能力 お嫁さんとして評価されやすい才能・能力 旦那さんとして評価されやすい才能・能力 親として評価されやすい才能・能力 子として評価されやすい才能・能力 雇用されていて評価されやすい才能・能力 自治会で評価されやすい才能・能力 部下として評価されやすい才能・能力 上司

    • 13.全ての自分を肯定する

      あなたは本当に無能なのか? だれもがそれぞれの才能・能力をもっている。 ということはこれまでに散々言ってきたのだが。 仮に、自分でその才能・能力があるとわかったとして、「そんな能力は役にたたない」「どこにつかえるのか?」と思ってしまっていないだろうか。 例えば、私の能力について書いてみよう。 子供の時のことを思い出してかいてみることにする。 私は、古い家の電灯の接触の悪いスイッチをうまくいれることができた。 私は、美味しくないものを、美味しくないと言わず、作り手の

      • 12.才能は使ってこそ

        あなたは本当に無能なのか? 才能は使ってこそ能力なのだと思っている。 生まれ持った才能というのは誰にでもある。 だけど、それは例えば使わずに寝かせているなら磨かれることはない、ただの石っころだ。 けれど、それを使ってみることで磨かれて宝石になるものがあったり、火をつけるものがあったり、物を切るものがあったり、ものを叩き割るものがあったり、重石になるものがあったり、日時計になるものがあったり、いろんな価値をつけていくことができる。 でも、軽石では重石にはならないように、

        • 11.机の上で優秀なのは

          あなたは本当に無能なのか? この世の存在は全てそれぞれの能力・才能がある。 そう言われても「自分にはない」と思うだろう。 そもそも、私がそう思っていたのだから気持ちはわかる。 自分の能力・才能に対してあまりに違うことや、反する方向の能力を伸ばさなければいけないと思っていたし、努力をしてきた。 どうして違う方向へ能力を伸ばさなければいけないと思ったかというのは、これまでの10回の中で書いてきた。 例えば、 「全ての教科で平均的な点数を取れていなければいけない」 という

        14.自分と他人は「同じ」ではない

        マガジン

        • あなたは本当に無能なのか?
          14本
        • なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか
          14本

        記事

          10.「口ごたえ」するヤツは?

          あなたは本当に無能なのか? そもそも、「本当」とはなんだろう? そこを追求することなく、安易にいろんなことを信じてきてしまった自分がいる。 優秀と思っていた人たちがいう「本当」は今となってみれば、そうは思えない。 なぜなら、優秀と思っていた人たちは「本当」を検証していない。 何故か? 「本当か?」を追求するような者たちは、 この国を「馬鹿」にしておきたいモノからすれば、面倒なヤツでしかないからだ。 言われなかったか? 「口ごたえばかりするな」 「屁理屈をいうな

          10.「口ごたえ」するヤツは?

          9.好きなものも思い込みかもしれない

          あなたは本当に無能なのか? あなたが無能ではないことを認めることは、この世の全てが才能に溢れ、無能である事を認めることでもある。 そりゃそうだろう。 全てにおいて無能なことも、全てにおいて有能なこともないのだ。 100%だったら、それがいわゆる「全能の神」ってやつだ。 人間はその「全能の存在」をもとめ焦がれたわけだけど、それは幻なのだ。 悟りを開くとか、解脱するとか、アセンションだとかいうけど。 幻なのです。 幻想よ。 人間は、不完全だ。 全てのものが不完全だ。

          9.好きなものも思い込みかもしれない

          8.フラクタルなのだ

          あなたは本当に無能なのか? もう、あなたは自分自身が無能ではないことがわかったと思う。 あなたは持って生まれた才能の種を育てて、自分の面白い人生を生きていったほうがいい。 もちろん、無理強いはしない。 でも、そうじゃないか? あなたが自分のことを無能と思うことは、つまりこういうことなのだ。 日本は明治維新後、裸足や裸を禁止されたり、廃仏毀釈、刀の禁止、神仏分離と、これまでの文化を禁止されて、外国の文化を取り入れさせられてきた。 そして、戦後には日本は遅れていて、米

          8.フラクタルなのだ

          7. 「非効率で、無駄なこと」はダメな事か?

          あなたは本当に無能なのか? ここまで6回に渡って書いてきた。 あなたがだんだんと「自分は無能ではなかったんだ」と思い始めていると嬉しい。 何が言いたいかというと、この世に万能な人などいないということであって。 全分野に万能でもないのに、まるで全分野に万能のような顔をして「教育」「指導」をしているとしたら、それはおかしなことなのである。 その分野において、優れた人が「教育」「指導」しているという環境は意外に少ない。 そして、親も教育者も万能ではないし、かつては若かっ

          7. 「非効率で、無駄なこと」はダメな事か?

          6. あなたも「人々を無能にする」一端となるのか?

          あなたは本当に無能なのか? あなたは無能ではない。 ただ、無能だと信じ込まされていたり、無能でいるように仕向けられてきただけだ。 そのまま信じて大人になってしまっただけだ。 本当は全ての人にそれぞれの能力・才能の種がある。 それを育てる環境があれば、育ててゆくことができているはずた。 しかし、あなたは環境を自ら掴めなかっただけだ。 小さい子供は親に否定されると大きく影響をうける。 親が生きてゆく全てだったからだ。 一度植え付けられたものは大きくなっても払拭するこ

          6. あなたも「人々を無能にする」一端となるのか?

          5. あなたは自分を無能のままにしていないだろうか?

          あなたは本当に無能なのか? 大きな時代の転換期が何度も起こっているなかで、「何が常識か?」「何が正しいか?」価値観というものが大きく反転するくらいの変化をしている。 ある意味、歴史的な時代を生きているともいえると思う。 毎年、毎シーズン新しい服に買い替えるという常識がバブル期から続いたままの人は多くいるだろう。 例えば、コートは一生もののような感じだった時代もあった。 現代ではペラペラの暖かくもない軽いコートを使い捨てのようにシーズンで買い替えるようになったりしてい

          5. あなたは自分を無能のままにしていないだろうか?

          4.優秀と言われてきた人は今も優秀なのか?

          あなたは本当に無能なのか? あなたがこれを読んでいるとしたら、優秀・有能だと言われてきた人ではないのだろう。 むしろ、「無能扱い」されてきたか「無能化」するようにされてきたかなのではないだろうか。 幼少期から同じ環境にいれば、自分がいた環境のおかしさに疑問を持つこともない。 けれども、あなたはおそらくもう大人だろう。 いろんな思い込みや、既成概念、常識とされてきたことというフィルターを一旦はずして、あなたが見ている世界を見直してみることをおすすめしたい。 例えば私

          4.優秀と言われてきた人は今も優秀なのか?

          3. おかしいのはあなたなのか?それとも?

          あなたは本当に無能なのか? 中にいるとわからないことがある。 戦時中の国民学校のなかで 「天皇は神」であることや 「国民は国のためには命をかえりみない」 ということを、教えられていた。 そして、純粋な子はそれを信じて、名誉の戦死を讃え、自分もお国のために努めたいと思うようになってゆく。 違うことを言えば「非国民」と言われる。 それは今の時代に見れば「洗脳」だと思う。 けれども、中にいればわからないのだ。 人を統率するためには、それぞれが利口になって意志を持たれると

          3. おかしいのはあなたなのか?それとも?

          2. 優秀な人は本当に優秀なのか?

          あなたは本当に無能なのか? そんなことを思っていないのだけど、 そんなことが深く刻まれていたりする。 どうして私は何をやっても「グズ」なのだろう? 私は自分が「グズ」なのだと思い、 そう見えないように、 一般的な、常識的な人ができることをできるように努めてきた。 「グズ」だと思われないように自分を隠して、表向きにやって生きてきた。 でも、47歳になって、 どうやら何かが「おかしい」 と気づいたのだ。 「おかしい」のは私がいる世界のほうなのではないかと思ったのだ。

          2. 優秀な人は本当に優秀なのか?

          1.あなたは本当に無能なのか?

          自分の無能さに嫌気がさしてこの世から消えてしまいたくなることがあるだろうか? 私はそういうことばかりだった。  子供の頃からこんな感じだった。 どうして私は人並みにできないのだろう。 勉強もスポーツもできない。 なにをやってもできない。 周りを家族をがっかりさせてばかりいる。 誰にも期待されることもない。 存在感もない。 レジに並んでいても存在が消えてるのか抜かされたりする。 そして、怒られてばかりいた。 私は何のために生まれてきたんだろう? 生きている意味もわか

          1.あなたは本当に無能なのか?

          なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【14】

          【ララムリに会ったことがある人】私はもちろん、ホーリィさんもララムリには会ったことがありません。 その中でウィシブルガを作っているので、正解は何もわからないのです。 でも作っていると、見えてくるものもあったりします。 ぼくたちが作っているのは、もはや本家のウィシブルガではないなぁと。 やはり、neoウィシブルガなのですよね。 でも、そうはいっても重なるところは感じるのです。 前日、BORN TO RUNの中でレースにもでておられたカメラマンでもあるルイス・エスコバー

          なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【14】

          なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【13】

          【ウィシブルガの締め方と締める塩梅】ホーリィさんとウィシブルガを作ってからというもの、リアルに会ってウィシブルガ談義をすることもなく、オンラインだけで長くやり取りをしていました。 6月に立ち上がって、10月までなので、4ヶ月くらい、オンラインのやり取りだったわけです。 やっと10月22日に矢田丘陵を案内していただくことになり、お会いすることができました。 マンサンダルを作ったところの友人をホーリィさんに繋げておきたいというのもあって、友人も誘いました。 ホーリィさんは

          なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか【13】