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完売したウェールズ戦、若きオールブラックスの新たな挑戦 。

日曜日(ニュージーランド時間)に行われるウェールズとのテストで良いスタートを切ることは、オールブラックスにとって、ラグビーチャンピオンシップのレッスンを終えた後のゲームをさらに発展させる為の目標となります。

ロックのブロディ・レタリックは、プリンシパリティ・スタジアムに詰めかけた7万人の大観衆を早々に退散させる方法の1つを語りました。

経験豊富な選手たちは、若いチームメイトに、スタジアムの音量が大きいとラインアウトのコールが難しくなることを説明していました。「無観客だった事で、コミュニケーションが取りやすくなっていたんだ」と語りました。

しかし、新型コロナが始まって以来、初めてプリンシパリティ・スタジアムでの試合に参加することは、何か特別なものになるだろうと彼は言います。

「ここでプレイすることだけでも十分に特別なことですが、世界で起こっていることを考えると、このようにオープンにして満員の観客を迎えることができるのは素晴らしいことだと思います。ここでプレーしたことのない選手や久しぶりにプレーする選手も多いと思うので、とても楽しみにしています」

「屋根が開いているか閉じているかはわかりませんが、私たちは間違いなく楽しみにしています」

レタリックは、ウェールズやブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズで何度もマークしてきたアラン・ウィン・ジョーンズとの対戦を控えています。レタリックは、この節目を迎えることができたのは、彼のプレーの質の高さを物語っていると語り、複数のチームのキャプテンを務めた彼のリーダーシップ能力を持つ彼と対戦することは新たな挑戦となるでしょう。

「彼のオールラウンドな仕事ぶりは非常に素晴らしく、エネルギーに溢れ、試合に深く入り込むことができるようです。ウェールズやライオンズとの対戦では、彼らは我々に大きなプレッシャーをかけてきました」と語りました。

レタリックは、日本での2年間の経験を経て、今年の初めにテストラグビーに復帰することは、オーストラリアでの5つのテストが連続して行われることもあって、大変だったと言います。

しかし、彼らは休暇を楽しんだ後、再び5回のテストに臨んだ。

「ツアーの最初の5試合から少しずつ学び、1週間のオフも役立ちました。クイーンズランドではかなりハードなトレーニングをしたので、残りの4試合では万全だったと思っています」

レタリックは、ラグビーチャンピオンシップを南アフリカとの2つのテストで終えたことについて、オーストラリアやアルゼンチンとは異なるスタイルでプレーしたことが良かったと述べています。オールブラックスが自分たちのゲームで戦った時もありました。そして、ボールがたくさん空中にあるとき、彼らは必死になって参加しました。

「この2週間で学んだことを活かして、この4週間でチームを改善していきたいと思います」と語りました。

北半球遠征に向けては、ラインアウトをより有効に活用し、オールブラックスにラインアウトの前段でプレーさせ、モールをサイドラインに押し込む南アフリカの戦略に対応することが課題となっていました。

「オーストラリア戦やアルゼンチン戦ではうまくいっていたのですが、南アフリカ戦では、そのあたりのエッジが少し失われていたように思います。これは、我々が触れてきたことであり、この数週間で改善しようとしていることです」

いくつかのテクニックは「ごく普通」のものでした。トレーニングでは、そのことに集中することから少し遠ざかっていました。しかし、それ以降は修正してきた。特に、これから1ヶ月間は雨天に見舞われる可能性があるため、より戦術的なプレーが必要になるでしょう。

レタリックは、ニュージーランドが彼のロックポジションが力をつけてきていることを嬉しく思っています。トゥポウ・ヴァアイとジョシュ・ロードがアメリカ・イーグルス戦で活躍し、スコット・バレットがオーストラリアで活躍し、そしてサム・ホワイトロックが戻ってきたことで、ポジション争いができるようになったのは素晴らしいことです。

レタリックは、未来のチーフスのチームメイトであるロードと初めて会ったとき、彼をリスペクトしなければならなかったことが印象的だったと付け加えました。彼は、ドミニク・バード以来、最も背の高い選手でした。


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