見出し画像

元オールブラックのチャールズ・ピウタウ、ついにトンガ代表としてプレーへ。

元オールブラックのチャールズ・ピウタウ選手の長年の夢であったトンガ代表の夢が、来たるモナコで開催されるオリンピック・セブンズ予選でついに現実のものとなるかもしれない。

二重資格を持つ選手は、第二国のパスポートを持ち、3年間の出場停止期間を経てオリンピック予選に参加することで、プレーする国を切り替えることができる。

ピウタウは2015年にオールブラックスで17回のテストの最後にプレーしており、4年前には「トンガの伝統を代表したい」と語っていた。

トンガセブンズのコーチを務めるテビタ・トゥイフアは、何度かの誤スタートを経て、6月には多くの元オールブラックスやワラビーズのスター選手がトンガのジャージを着る可能性があると語った。

「オールブラックスやワラビーズでプレーしていた選手たちが、ヨーロッパを拠点にプレーしていて、もし彼らが気が変わったら、『イカレタイヒ(トンガ代表)』に参加できるようにするチャンスを与えられることは、私にとって夢のようなことだ」

トンガは過去にもオリンピックの抜け道を利用して成功を収めており、クーパー・ヴナ、アティエリ・パカラニ、ナフィ・トゥイティヴァケらがオーストラリアとニュージーランドからセブンスのルートを利用した選手に転向している。

元20歳以下のトンガ代表であるピウタウは、2年前にフィジーで開催されたオセアニア・セブンズでトンガ代表としてデビューする予定だった。ブリストル・ベアーズのフルバックであるピウタウは、すべての手続きを終えたが、試合開始の数日前まで出場許可が下りなかった。

プレーを切り替える選手は、オリンピックの予選イベントでチームの半分の試合に出場するだけで、「イカレ・タヒ」の15人制チームでプレーする資格を得ることができる。



この記事が参加している募集

#スポーツ観戦記

13,517件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?