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エラスムス問題に新たな展開、ニューヨークの弁護士が参戦。

ラッシー・エラスムスとワールドラグビーの対立が激化している中、ダーバンに本拠地を置くシャークスの株式の過半数を所有する米国のコンソーシアムであるMVMホールディングスが、スプリングボクスのラグビーコーチの不正行為に関する聴聞会で法的に支援する用意があることを示唆したことで、戦線が硬化している。

テストシリーズ対ライオンズ戦でのマッチオフィシャルのパフォーマンスに関するコメントについて、エラスムスとSAラグビーがワールドラグビーの聴聞会に臨む日は決まっていません。

エラスムスが2日ファーストテスト前に撮影したファーストテストの前例のない62分、26クリップのビデオレビューが公開されたのは先週の木曜日で、ワールドラグビーが2019年ワールドカップ優勝のスプリングボクスのボスと彼の雇用主に審理があることを確認したのは月曜日でした。

エラスムスのビデオには、ファーストテストのレフェリーであるオーストラリア人のニック・ベリーが大きく映っており、また地元南アフリカのTMOであるマリウス・ヨンカーにも不満があったようです。

ワールドラグビーの不正行為が認められた場合、エラスムス氏と南アフリカラグビーへの罰則は、試合の没収、罰金、懲戒など多岐にわたります。しかし、彼らは今、必要に応じてアメリカの法律家のサポートを得て、訴訟に臨んでいます。

マルコ・マソッティは、2021年1月からシャークスの51%の株式を保有しているMVMホールディングスを率いており、ソーシャルメディアでエラスムスと共同で法的な観点から支援することを発表しました。「ニューヨークの弁護士チームが、ラッシーとSAラグビーの面倒を見る準備をしています。ワールドラグビーを裁判にかけましょう...」と、水曜日にマソッティはツイートしました。

ワールドラグビーは月曜日に次のように述べていました。「ラッシー・エラスムスがビデオ・アドレスの中で行ったコメントの広範かつ直接的な性質は、特にワールドラグビー規定18(不正行為と行動規範)の違反とみなされる閾値を満たしており、今後、独立した懲戒委員会によって検討されることになります。日程と委員会は追って決定されます」


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