ウィル・ジョーダンの魔法で、クルセイダーズがハイランダーズに勝利。

ダニーデンで行われたクルセイダーズ対ハイランダーズの試合では、66分間、南のライバルチームとの間にたった1点の差しかありませんでした。

そこにウィル・ジョーダンの登場しました。この素晴らしいブロークンフィールドランナーは、ジョージ・ブリッジの内側のサポートラインを走り、ハイランダーズの4人のディフェンダーをかわして、見事なトライを決めたのです。

Will Jordan magic propels Crusaders to hard-fought win over Highlanders

金曜日にダニーデンで行われた試合で、クルセイダーズが34-19で勝利を収めたのは、この決定的な瞬間でした。そして巨漢プロップ、タマティ・ウイリィアムズが最後の5分間でゲームを仕上げました。

迫真の勝負で自分の役割を果たしたハイランダーズには、厳しいものでした。特に大型ミッドフィルダーのフェトゥリ・パエアとウィンガーのサム・ギルバートを中心に、クルセイダーズに多くのものを投げかけていました。

シャノン・フリゼルもボールを持つと大きな力を発揮し、復帰したフルバックのコナー・ガーデンバショップは、19分過ぎにジョシュ・ティムが退場し、メンバーを入れ替えなければならなかったバックラインに大きな輝きを与えていました。

しかし、クルセイダーズは難しい状況を打開する名人です。試合が進み、フロントローを入れ替えると、スクラムが優位に立ち始め、ブリッジを投入し、余裕が出てきました。

ハイランダーズは、コントロールされた攻撃で、クルセイダーズの規律がまた悪くなった序盤を揺さぶりました。

ハイランダーズは最初の10分間を支配し、ビッグNO.8カレン・グレースは、ジョシュ・ティムへのハイショットでイエローカードをもらわずに済んだのは幸運でした。

その後、サム・ギルバートがラインアウトの動きからデイヴィッド・ハヴィリをディフェンス面で操り、巧みにトライを決め、ジョーダンはオールブラックスのプロップ、イーサン・デ・グルートとロックのマナキー・セルビー・リキットのダブルタックルで粉砕されました。

しかし、ジョーダンは現在のところ、試合から離脱することは難しく、若いNO10ファーガス・バークの影響力も増していることも反映して、クルセイダーズの復活劇を牽引しました。

ウイングのセヴ・リースが優勢な時間帯を経てからの、クルセイダーズのジョーダンの美しいセットアップからの2トライ。

もし誰かがクルセイダーズを止めたいのなら、フルバックを止めなければならないでしょう。

The big moment

56分、20-19とクルセイダーズがリードした後、トム・クリスティとブレイドン・エノーのダブルタックルでミッチ・ハントがライン上に押さえつけられ、トライならず。その10分後、ハントのタスマンのチームメイトであるウィル・ジョーダンが見事なトライを決め、クルセイダーズは決定的なアドバンテージを得ました。

☑️ウィル・ジョーダンさん、スーパーサイヤ人になる🧐#スーパーラグビーパシフィック　pic.twitter.com/UXxFsJzzcX

— ALL BLACKS番記者・黒猫 (@rugbykuronekoya) February 25, 2022

Match rating

8.5/10。10点満点中8.5点。無観客にもかかわらず、質の高い試合。ボールの動き、激しいコンタクト、スキル、フィーリングがふんだんに盛り込まれたフィクスチャーで、序盤から激しさがありました。クルセイダーズは、先週末にチーフスに敗れたチームとほとんど変わらないハイランダーズの好発進を受け止めなければなりませんでした。

The big picture

クルセイダーズは来週末、コディー・テイラーとリッチー・モウンガの両名を迎え、モアナパシフィカと対戦する予定です（新型コロナ許可済み）。スコット・ロバートソンHC率いるチームは、クライストチャーチに戻り、かなり良い状態で準備に取り掛かるでしょう。しかし、ハイランダーズは第3戦でウェリントンのハリケーンズと対戦し、ジョシュ・ティム、イーサン・デ・グルート、ジェームズ・レンティースらが戦線離脱し、負傷の心配が高まっています。

MVP

ハイランダーズではシャノン・フリゼル、フェトゥリ・パエア、ガレス・エヴァンスが強く、クルセイダーズではブロディ・マカリスター、トム・クリスティー、セヴ・リースが素晴らしい瞬間を迎えた。しかし、フルバックのウィル・ジョーダンは今、別次元にいます。