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アーディー・サヴェア、膝の負傷により6-8週間の離脱。

ハリケーンズのキャプテン、アーディー・サヴェアは、膝の負傷により最長で2ヶ月間の欠場となりますが、オールブラックスの7月のテストには間に合いそうです。

サヴェアは、日曜日に行われたクルセイダーズとの試合で、左膝の内側側副靭帯(MCL)を断裂し、6~8週間の休養となることを火曜日にソーシャルメディアで発表しました。

このルーズフォワードは、ハリケーンズが24-17でリードしていたハーフタイムの直後に負傷し、万事休すかと思われましたが、61分まで膝に傷を負ったままプレーを続けました。

第3クォーターでも、ターンオーバーを奪い、クルセイダーズに混乱をもたらし、マン・オブ・ザ・マッチのパフォーマンスを発揮しましたが、デュプレシス・キリフィと交代しました。

サヴェアは次のように語っています。「残念ながら週末にMCLを痛めてしまい、6~8週間の休養を余儀なくされています。その間、フットボールができなくなるのは残念ですが、すべて順調です」

「人生と同じように、打ちのめされても前に進み続けるしかありません。たくさんの愛とメッセージをありがとう。これからもハリケーンズを応援して欲しいです、私は戻ってきます。それではまた」

これによりサヴェアは、1勝5敗の成績で最下位を避けるために戦っているハリケーンズのスーパーラグビー・アオテアロア最終2試合、チーフス戦(4月23日)とハイランダーズ戦(4月30日)を欠場することになりました。

また、ハリケーンズのトラスタスマン大会のほとんどを欠場することになりますが、回復が順調に進めば、6月11日、12日の週末にウェリントンで行われるレッズとの最終戦に復帰する可能性があります。

サヴェアとフルバックのジョーディー・バレットは、厳しいシーズンの中でハリケーンズに大きな影響を与えてきましたが、今週末のバイウイークを経て運命を変えようとしているキリフィと、日曜日にNO8として活躍したデヴァン・フランダースに負担を強いることになります。

オールブラックスのイアン・フォスターHCも、キャプテンでオープンサイド・フランカーのサム・ケインが、3月27日に負った胸筋の断裂の手術を受け、安堵の表情を浮かべていることでしょう。

ケインは、4~6ヶ月間の欠場が見込まれており、オールブラックスが7月に予定しているイタリア、フィジーとのテストや、ラグビーチャンピオンシップの一部を欠場することになります。

サヴェアが昨年のテストで活躍したNo.8のままであれば、ブルースのダルトン・パパリイも候補に挙がっています。

クルセイダーズのプロップ、ジョー・ムーディ(足)とセンターのジャック・グッドヒュー(膝)も、日曜日にスカイスタジアムで行われた試合で重傷を負い、長期療養を余儀なくされています。両者とも、火曜日の朝に行われた検査の結果を待っています。

サヴェアは、2019年10月に横浜で行われたオールブラックスのワールドカップ準決勝でイングランドに敗れた後、膝の手術を受け、長いリハビリに慣れています。

8か月間ラグビーから離れていましたが、昨年6月に開催された第1回スーパーラグビー・アオテアロアのハリケーンズで見事に復帰を果たしました。


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