取材ライターのメモ術&おすすめ筆記具
こんにちは。ライターのぐらです。
取材やインタビューの際、その場でPCでベタ打ちする方も多いと思いますが、目の前でカタカタするのはちょっと気が引けますよね。私もアナログなのでノートとペンです。
そんな手書き派の方向けに、私が取材記者時代に学び、今でもやっているノートの使い方をご紹介します。
ページは半分に折る
まず一番大事なこと。
ノートのページは半分に折ります。
こんな感じ。真ん中に線を引いてもいいですが、面倒なので一回の取材で使いそうなページ数だけまとめて折っておきます。
使い方はそのまま半分ずつ使います。1枚に縦長のページが2つあると思ってください。左側を使ったら、次は右側へ。
短文で要素だけメモ
取材のときって、相手の発言を一言一句メモしないですよね。
「今日は朝ごはんにパンを食べてコーヒーを飲みました」
と聞いたら、
「今朝パンコーヒー食べた」
みたいに要素だけ書くことが多いと思います。
そうじゃないと話のスピードとメモが追いつかないので。
すると短文ですむので、ページの半分のスペースで十分です。
もちろん、長めの文章になるなら数段使えばOK。
この使い方は、箇条書きにも向いています。
売上
2/1:100万
2/2:80万
2/3:120万
といった具合に書けば、見返しやすい。
「重要だな」と思ったところは★マークをつけたり、アンダーラインをひいたりしておきます。
こうやって書いていくと、メモが自然と要点をとらえたものになります。
立って話を聞くときは丸める
取材やインタビューのときって、机なしに立ったまま話を聞くことがありますよね。手でノートを持ちながら書くと、グラグラしてめちゃくちゃ書きにくい…。
そんなときは丸めちゃえばいいんです。
丸めることで厚みが出るので、書きやすくなります。
(もちろん机に置いて書くより書きにくいし、ブレますけどね…)
これもノートを半分ずつ使うからこそできる技。
記者時代、立ったままの取材が多かったのでこれを多用していました。だから歴代のノートは背表紙とか結構ボロボロです。
取材ライター愛用の筆記具
では最後に、私が愛用するノートとペンをご紹介します。
ノートはコクヨのキャンパス。どこでも売ってるやつです。うん、普通です(笑)。
でも紙がしっかりしていて、書きやすい。
折っても丸めても、割と大丈夫です。
個人的には細めの「B」が好きです。
ペンはユニのジェットストリーム、0.5ミリ。
どこでも売ってるやつです。うん、これも普通です(笑)。
細めなのにブレにくくて書きやすい。持ち手にゴムがついているので長時間書いても指にやさしい。そして安い!(100円くらい)
書き始めにペン先にインクカス?みたいのが溜まっていない、インクが多めに出たりしないのもポイント高し。ペン先をノートの端にくるくる押し付けて取る、あの手間が省けます(この説明で伝わるかな?)。
最近は流行りのゼブラのブレンも使っています(写真下の黒いやつ)。
こちらもサラサラと書けます。
でもジェットストリームの方がゴム部分が柔らかくていいかなと思います。
インタビュー中にうまくメモれないと気が削がれたりメモが追いつかなかったりする原因になります。
私のやり方は記者時代に先輩に教えてもらったり、他社の方のやり方を真似たりしたものですが、記者のメモのとり方としては一般的かなと思います。一例ですが、ノートの使い方や筆記具で迷子気味の方のお役に立てれば嬉しいです。
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