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何者でもない私を受け入れてくれた海士町
高校を卒業する時だった。
新聞で“島留学”という聴き慣れない文字を見つけた。
「島…留学?」
何だろう、何処だろう、と思う前に行くことを決めた。
どこにあるかは分からないけれど、この島はワクワクする。直感がささやいた。(←あやしい。)
海士町は、島根県の上、日本海に浮かぶ隠岐諸島に位置する島である。
島では、過疎化が進み高校があったものの廃校寸前。多くの島の子供達は、島の高校ではなく本土島根に進学。高校生だけでなく、その家族も一緒に本土に移り住み、過疎化が進む…。という悪循環に悩まされていた。
村長さんの発案で、島を再復興するというプロジェクトが始動し、まずは教育をどうにかせねばならないと、島にある高校“島前高校(どうぜん)”をプロジェクトの中心に据えた。
(私の印象はこんな感じ。間違ってたらごめん)
海士町について詳しく
→https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/negishi08
このブログでも紹介されているように、海士町は島留学以外にも色々なプロジェクトに取り組んでいる。
島留学について詳しく
→https://diamond.jp/articles/-/173025
私がこの島留学プロジェクトを知ったのは、2011年。
そこから、ずっと気になって何かの形で貢献できないかと
東京で無駄に模索しつつ、英語の教員免許を取得して2016年にやっとたどり着いた。
何か貢献できないと行っちゃいけないのではないかと思っていたけれど
この島は、何者でもないタダの私を快く迎えてくれた。
現地に行って感じたことは、
もっと早くくればよかったということ。
後悔後先立たずであるので、“タラ・レバ”言いたくないけれど、
結局、教員免許を取っても私は何者でもなかったのである。
何者かでなくては島へgiveできない、自分は行く価値がない人間、そんなことではなくて、それよりは、まず、この島に降り立って空気を感じること。
島の子ども達、島の住人、役場の人、地域コーディネーターの方など
たくさんの島の活性化・魅力化に向けて取り組んでいる人々の熱さに
触れること。
海士町が、何でもないミジンコの私にgiveしてくれたのである。(ミジンコだけど図々しく生きてます。)
島では、毎週、何がしかのワークショップが行われており、毎日がワクワクするワクテカ島(とう)だった。
そんなワクテカ島、海士町ではまた新しい「大人の島留学」を始めるらしい。(調べて、今知った。)
https://otona-shimaryugaku.jp
大人の島留学note
https://note.com/otonashima/n/nbd9e22f60013
この島からは、やっぱり目が離せない。
ブレーンはどうなっているのか。会わなきゃいけない方々が
まだまだ沢山いらっしゃるようである。
定期的に行かなくちゃだなあ。
しつこいのが取り柄の私。(いや、最悪なやつだな。)
島の方々とは、まだまだ連絡を取り合っているので
また、お邪魔しよう。何者でなくても。
ということで、海士町好きなので勝手に
定期的に配信させていただきます。
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2024.2月追記
あれから、何年だ?(笑)分からないが、単発旅人なのに、すっかり受け入れていただいて学習センターでお話させていただく機会に恵まれた。
ありがたいな~!毎年、好きになっていくんだよなあ、海士町。ふわあ
2023年は、フリーになったので3回来島しました。幸せ。
2024年も、訪問させていただこう!今後もよろしくお願いします。
https://note.com/gakushucenter/n/n25d17996d7ba?sub_rt=share_pw
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【真面目Jasmine考】
出口治明先生の言葉で、新しい物事・魅力再構築をするときには
「若者、よそ者、バカ者」が必要とある。
若者の現代の感覚、よそ者の客観的視点、バカ者の突飛な発案。
これがそろった時に、イノベーションが起こる。
海士町の好きなところは、教育に軸を置いているところ。
島をどのようにしていくか、「ないものはない」をスローガンにしている海士町では
確かに、都会のようなキラキラした便利さは無いのかもしれない。
でも、その環境において、「“無いもの“は無い」状態にしていくのは、人の知恵である。
人が未来を創る。この島からは、そんな希望を学ばされる。
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