仕事をはじめた

実は今年に入ってから正社員で働いている。

世の中に怯えてうまく動けずにいたこの僕が、だ。

死ぬほどビクビクしていたのに、何もかもが「案ずるより産むが易し」なことに驚いている。

仕事を始めるにあたっての鍵は「動いてしまえば、もう動くしかない」ところ。

仕事を始めるにも、まずアクションを起こす必要がある。

動かずにいるから、結局動けない。

僕が苦しんでいた問題は、まず最初の一歩が踏み出せないこと。

その一歩が本当にとてつもなく重たい。

自分を守るために踏み出せない一歩を誤魔化すのは、小さく小さく詰めていくことだった。

大まかに、求人を見ること。履歴書を書くこと。その中でも今日はここまで書く、と小分けにしていた。さらに応募先へ連絡を入れる。

面接の予定を入れたらもう寝て待つしかない。

それこそ良いも悪いも関係なく勝手に突き進む。

仕事は生きていくうえで必ずやらなければならない。

そんなことを先延ばし先延ばしにしても、いつかはやらなければならない。

後ろめたさを感じて、やらなきゃいけないとわかっていて、先延ばしにするのは心に悪い。

だったら、さっさとやってしまえば胸もスッとする。

やるしかないんだよ。

仕事は当たり前のことだけど、そこに詰まっている人がたくさんいるのを僕は知っている。

おしまい。

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