骨盤&姿勢チェック ~近藤カナ先生~

はじめに

何のためにチェックを受けたか
30年ほど前に左足首の軽い捻挫。骨に異常はなく自然に治り、リハビリも特にせず記憶から消えていました。加齢と共に首の痛みと腕の痺れ、さらに腰痛や臀部・大腿部の坐骨神経痛が出るようになりMRIの画像診断でC6/7頸椎ヘルニアとL4/5腰椎すべり症が判明。
その後オンラインのオガトレ塾でストレッチや姿勢改善に取り組む中で症状はかなり良くなり筋トレもできるようになりました。体幹を鍛えて筋肉で脊柱を支えて安定させたい。ところが今度はスクワットなどの下半身トレをすると膝に痛みが出るようになりました。連鎖的に起こる不調の原因はそもそも何なのか?

自分の現在地を知るためオガトレ塾で特別講師をされていて、骨盤周りに精通した産科の理学療法士、近藤カナ先生の整体サロンで骨盤&姿勢チェックを受けました。
チェック結果と頂いたアドバイスを自分なりに消化して今後に生かしていきたいと思います。

←前後→        ←左右→

左右の歪みのチェック

現状の歪みについて
左の足関節が内がえし→そのままでは床に接地できないので膝から下(下腿)を外旋させる&内がえししている分可動域が狭いので膝を伸びきらせてしまう(反張膝になってしまう)→骨盤が左側を向くと同時に上半身も左側に開く→右足を引いてバランスを取って立っている。

左右に歪んだ結果起きた事
足首が歪んだため上の関節も連鎖的にカウンターを当てる形で歪んでいき、結果的にその歪みが脊柱の彎曲につながっている。
左膝の可動域が狭く内側に入りやすいため下半身トレで膝を傷めやすい。

心掛ける事は
左右の足を揃える、骨盤を真っ直ぐ前向きにする。

前後の歪み

現状の歪みについて
反り腰のタイプ
腰椎の前弯が少ない。骨盤を後傾させている。
足首に力が入っている。
いわゆるスウェイバック(骨盤を前に突き出す)ではなく
胸郭と腰椎の間(アンダーバストあたり)で胸郭ごと反らせて顎を引いて
バランスを取るタイプ。
胸椎・胸郭が硬いことからそうしないとバランスが取れない。
そのため腰と首に負担がかかっている。

前後の歪みの対策
足首のストレッチ、胸椎の動きを出す
膝は伸びきらないようにして重心は前寄り、足の甲の高い所に。
腹筋と多裂筋をうまく使って、胸周りは柔軟にしていけるといい。

多裂筋のトレーニング
仰向けに寝て胸とお腹の力を抜く。
いっぱいまで息を吸ったら脱力したまま息を吐いてお腹をへこませていく。
胸と腹筋に力を入れないように。タピオカの太いストローで息を吐く感じ。
骨盤をできるだけ前傾させる。

多裂筋

まとめ

常に気をつける事
左足を揃えて立つ
骨盤を正面にする
膝を伸ばしきらないように

今後取り組んでいく事
腹横筋、腹斜筋トレを継続、プラス多裂筋トレ。
コルセット筋を強化して腰椎を安定させる。
足首のストレッチ、胸椎の動きを出す(キャットドッグ・側屈)

骨盤&姿勢チェックを受けた感想
最初に主訴をお話した時、足首の捻挫については触れしなかったのに
捻挫の経験はないですか、そこが怪しい思うと言われ、驚いた。
そして細かいチェックが進むにつれ全身の問題点の繋がりが浮き彫りに。
具体的な対策についてのアドバイスも頂け、今後取り組んでいく方向性が
はっきり見えてきました。
30分弱でこれだけのチェックをして頂けとてもありがたかったです。
思い切って出かけて本当に良かったと思います。
カナ先生は出張ケアもされているそうなので気になります。