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右脳と左脳どっちも大切という話

右脳だけでも左脳だけでもいけないと思う出来事があった。

資本主義社会においてビジネスは多種多様。とはいえ、何をやっても許されるわけではない。

ヘルスケア領域で科学的根拠の乏しい商品や情報を販売するのは好ましくない。ましてやゴリゴリのセールストークで売りつけるなんて論外。これは前提条件。

そのうえで、この世の中、わかっていることの方が少ないわけですが、ヘルスケアは科学をベースに積み上げられているのは確か。

〇〇やったらがんが治りましたとか、□□だけやれば10キロ減量とか、△△を調べたら不調が全部わかるとか、☆☆をまぜるだけで体も自然も良くなるとか、強烈なキャッチコピーやジャケットで健康に思い悩む人、健康知識が希薄な人を食い物にするのは、倫理的にもどうなのかと感じてしまう。

個人の体験談は貴重な一つの知見として大切にする必要はあるが、それがすべてではないということは念頭におき、基本的には科学的な知見をもとにサービス構築した方が良いんじゃないかと僕は思う。

つい最近、行政から「××っていう商品を議員さんがすごくおすすめしてくるんですが…どう思われますか?」と問い合わせがあった。

その商品について調べてみると限りなくメルヘンチックな商品で、何から突っ込んでいいのかわからないレベル。

立場的には、その商品の科学的な特性や取り入れることで得られるメリット・デメリットを論理的に説明してくれないと容認できないと回答せざるを得ない。

すると、「偏屈だ」「堅物」「理屈じゃないんだ」と議員から言われる。

ちょまてよ。真っ向から否定しているのではなく、ちゃんと理論立ててデータをもとに提案する必要があると言うてるだけなのにな。できないなら、ちゃんと外部からそういった人を入れた方が良いんじゃないんですか?(実際はもっとマイルド)というと連絡が途絶えるのは不思議。

右脳的な思考と左脳的な思考の両方がシンクロすることが大切だと思うわけです。僕は左脳人間なので、右脳的な思考をもった人を求めます(笑)

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