昨今の厳罰化の流れ、懲役6年は軽いのか?

世界が平和になればなるほど我々は、どの程度の刑が妥当か?ということが分からなくなるのだと思う。

特に最近の性犯罪まわりの過度な厳罰化の流れに感じる。
とりわけ性犯罪というものが他の犯罪よりも多くの人の嫌悪感を呼び起こすことも合わせると、やたらと刑が軽いと言われる。

果たしてこれほんとうなのか?あるポストを偶然見た時確かにと思った。
懲役刑を受けたことがないのに、軽いとか重いとかなぜ言えるのかみたいな趣旨のポストだったと思う。

確かに、懲役刑なんて受けたことがない人が殆どのはずだ。平和になればなるほど懲役刑を受けたことのある人は少なくなる。
だから懲役◯年の重さがどんどん分からなくなる。

私にも当然分からないはずなのに、なぜ軽いとか重いとかってさも当たり前のように考えていたのだろうとハッとさせられたのである。

被害者は一生苦しむのにと言うが、私は全員が全員そんなことはないと思う。なぜならあらゆる犯罪の被害者でそれを乗り越えて生きてる人大勢いるからである。もちろん一生苦しむ人もいるとは思う。

実はみんなが思っているほど懲役◯年は軽くないのではないかと思う。

なぜ、懲役刑が軽く思えるのかというと結局のところ出てこられるからだという考えからだろう。
しかし、それは結局のところ犯罪者は全員死ねという考えが前提のように思う。

最近オリンピック選手が喫煙等で辞退するニュースもあったが、我々の世界はどんどん「キレイ」になっていき、少しの汚れも許さなくなってくる。

そのことの方が私にとっては怖いと思ってしまう。

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