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ドイツ - ボーデン湖クルーズ フリードリヒスハーフェン~コンスタンツ

ボーデン湖は、ドイツ南部の大きな湖で高級保養地です。スイスやオーストリアとの国境でもあります。遊覧船で横断し、2都市を見てきましたので紹介します。(この記事は2016年12月頃にドイツのフリードリヒスハーフェンとコンスタンツを旅行した時のことを書いています。)

滞在していたシュトゥットガルトから、鉄道でのボーデン湖湖畔の街フリードリヒスハーフェン(Friedrichshafen)に向かいました。フリードリヒスハーフェン・シュタットという駅で降ります。

フリードリヒスハーフェンは、ボーデン湖を挟んでスイスアルプスに近い街ですが、フェーン現象のため、他のドイツの都市より気温は高いと説明があります。しかし、冬場はどこでも寒かったです。

フリードリヒスハーフェンは、20世紀初頭に、フェルディナント・フォン・ツェッペリンによって、飛行船開発が行われた街です。そして、航空産業などでも栄えた工業都市です。そのためか、街中には飛行船のモニュメントがありました。

ツェッペリン飛行船の博物館もあり、飛行船の誕生からヒンデンブルク号の大事故、その後の飛行船開発の記録が展示されています。

博物館の近くには、遊覧船の船着場があります。コンスタンツ行の船の切符を買いました。10.5ユーロでした。

船が待っているので乗船します。小型の高速船ですね。

船内にはバーがあり、温かい場所でビールなどお酒などを楽しむことができます。

船外の景色です。曇っていて残念ですが、湖畔の街がよく見えます。夏ならきっと最高のバカンスだったでしょう。

南側には、スイス・アルプスが見えます。ドイツ国内には、降雪はありませんでしたが、アルプスの山は雪をかぶっていました。

少し経つと、コンスタンツに到着します。港の入り口にあるインペリア像が出迎えてくれました。

コンスタンスは、ボーデン湖の西端に位置し、湖畔で最大の街です。4世紀半ばにローマ帝国皇帝のコンスタンス・クローレによって築かれたそうです。1414年から1418年にかけて分裂した教会の解決策として、統一ローマ教皇を選んだ場所です。その時に、改革者ヤン・フスが異端と宣告され、処刑されました。

港の北西には、コンスタンツ大聖堂があります。この辺りは旧市街であり、細い路地や曲がりくねった道が多かったです。

大聖堂の内部はもちろん綺麗ですが、暖房が効いていて、暖かかったです。

せっかくなので、南に向かい、ドイツとスイスの国境まで来ました。

一歩だけ越えてみます!左がドイツ、右がスイスです。

昔は国境にはフェンスがあり、国境線が厳重に警備されていました。その頃の説明看板がありました。

ボーデン湖は南ドイツの高級保養地であり、湖畔には素敵な街が複数あります。今回は冬場に訪れたので寒かったですが、次回は最高のバカンスの時期に訪れたいです!

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