ドイツ - ライプチヒ 巨大な戦勝記念塔(Völkerschlachtdemkmal)
ライプチヒ(Leipzig)はドイツの東部にある都市で交通の要衝です。ライプチヒにホテルをとり、旧東ドイツの都市を旅していました。ライプチヒの郊外には巨大な戦勝記念塔(Völkerschlachtdemkmal)がありましたので紹介します。(この記事は2015年04月末にドイツのライプチヒを旅行した時のことを書いています。)
戦勝記念塔は、ライプチヒの郊外にあります。市庁舎や中央駅など、市街地とはかなり距離が離れています。徒歩で散策好きの私は歩き、30分近くをかけてようやく到着しました。訪れる際は、バスなどを使ったほうが良いです。
戦勝記念塔は、1813年の諸国民戦争(ライプチヒの戦い)でプロイセン(ドイツ)を含む連合がフランスのナポレオンに勝ち、その約100年後に記念碑として建てられたそうです。ヨーロッパ最大の記念塔だそうです。塔の前にある大きな池は、戦争で死んだ兵士の家族が流し涙でできたという逸話もあるそうです。
塔周囲は公園となっています。郊外の人気観光スポットらしく、観光客が多く訪れていました。
塔内部は見学できます。せっかくなので、チケット買って見学します。
入り口から入ってすぐの下に見える広間です。石の彫像に囲まれていて荘厳な雰囲気です。床の模様は、ドイツでよく見る十字架の形でした。
上層階へは登ることができますが、階段が長く、かなりつらかったです。上層階にも石像があり、石の構造物の重厚さが伝わってきます。窓が大きいため、内部は明るめでした。
塔の天井部を見上げると、綺麗な円形になっています。内部にテラスがあるのでさらに上の階があるようです。
塔の外周部は通路になっており、歩きながら外の風景を見ることができます。通路は狭いのですれ違いが難しいのと、欄干の高さがやや低いので背の高い人は怖いかもしれません。
外周部からさらに、石段で塔の最上部へ上ることができます。塔の最上部は展望台になっています。この日は天気がよく、周囲に高い建物がないので、ライプチヒ周辺を一望できます。
ガラス張りのオブジェクトがありました。これは塔内部から天井を見上げて際に見えた、塔中央部の明り取りです。
この日は天気が良かったので、遠くまで見渡せました。市街地が小さく見えます。
下を見ると・・・高いですね。怖いです。目がくらみます。
塔内部に戻ります。下の階から見え気た際に見えた内部の最上階付近の様で、下にさっきまで見てきた内部の石像のあるフロアが見えます。歩き疲れたのでエレベーターでおりることにします。
博物館もあり、戦勝記念塔の歴史について解説されています。当時の服飾や武器などが展示されていました。
ライプチヒ市街地からは、やや遠い観光スポットですが、その巨大さには目を張るものがあります。ぜひ訪れることをおススメします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?