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順調にトラブルは起きる。

仕事において、トラブルはつきものですね。
できるだけトラブルのないように周到な準備をしたとしても、ゼロにすることは難しいです。
世の中は、自分や自社だけを中心に回っているわけではないので、どんなに完璧を期したとしても、見込みどおりに仕事が進むとは限りません。
仕事をしていれば、必ずトラブルは起きる、と考えたほうがいいかもしれません。
そして、それを解決するのはリーダーである場合が多いですね。リーダーの重要な役割の一つです。
なので、スタッフからトラブルの報告を受けたら、「これこそ自分の出番だ!」と喜んでしまいましょう。
取り乱したり、言い訳を始めたり、誰かを責めたり、喚き立てたりしても、周囲の信頼を損ねるだけで、トラブルは解決しません。トラブル・シューティングはスピードが命。「順調にトラブルは起きる。落ち着け。」と自分に言い聞かせ、冷静に解決策を考え、一刻も早く行動に移すべきです。

「ビジネスにおけるトラブルで解決不可能なものはない。」と言う人もいます。なぜなら、あらゆるビジネスは人間対人間の営みだからです。
利害の対立など、関係にヒビが入ったとしても、しっかり相手と向き合って信頼関係を結びなおすこと。それができれば、必ず解決の糸口を見出すことができるといいます。
ただし、一つだけあるとされる条件は、「絶対に逃げないこと。」
トラブルから逃げると、その問題は大きくなり、手に追えないものになってしまいます。そして逃げている限り、相手は絶対に納得しませんし、不信感をよりいっそう募らせてしまいます。
トラブルを解決するうえで、最大のポイントは「信頼」です。
相手に敬意を持ち、謝罪すべきは謝罪し、譲れない点があればそれを率直に伝える。そのような誠実な姿勢を貫けば、信頼関係は取り戻せるのではないでしょうか。

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