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「引き寄せの法則」と「量子力学」

引き寄せの法則。
簡単に言えば、思えばそのようになる、ということです。
初めて聞く方はまずこう思うでしょう。「そんなアホな。」
僕も、「まあ、精神論としてはいいんじゃない?」くらいに思っていました。
ですが、まったく違う分野の話を聞いて、「ん?これってわりと本当の話なのかもしれない。」と思うようになりました。

それは、「量子力学」です。
量子力学、簡単に言うと、原子とか物質の最小単位の世界で起こることを研究する学問です。
量子力学の理論や実験はいろいろと面白いものがありますが、中でも興味深いのは「二重スリット実験」というものです。
二つのスリット(切り込み穴)に向けて、素粒子を発射するのですが、非常に面白いことに、「人が観測しているとき」と「観測していないとき」で、素粒子は違う振る舞いをするというんです。そしてその現象は、カメラ撮影でも同じことが起こるらしいんですね。
すごく不思議じゃないですか?
人が見てるときと見てないときで、素粒子が違う動きをするんです。
つまり、人の「意識」が介入しているかどうかで、物質は姿を変えるということです。
たとえば、月は見上げたときにだけ存在し、誰も意識していないときには物質として存在しない(月はない)ってことにもなります。

このことを引き寄せの法則にあてはめてみるとどうでしょう?
にわかに信憑性が増してきませんか?思えば、そうなるってことです。
引き寄せにおけるキーポイントは「確信」だそうです。
顕在意識だけでなく潜在意識レベルでも信じきることができれば、万物は思い通りになるというんですね。
これを証明している例として、多重人格者の病気の実例があります。
ある人格では癌があるのに、別の人格では全く無くなり、代わりに糖尿病が発症しているということがあるらしいのです。
プラシーボ効果もその一つなのかもしれません。

英・オックスフォード大学のニック・ボストロム教授は「この世は技術的にとても進んだ文明によって、微に入り細に入り創られた豊かなシミュレーションソフトウェアである」と言ったり、2016年に投資銀行・メリルリンチのシンクタンクが「我々の世界は50%の確率でシミュレーションソフトである」という驚くべき発言をしたのも思い出してしまいますね。

この世界が仮想現実かどうかはさておき、量子力学の理論によると、潜在意識まで信じきることができれば、すべてを引き寄せることができるのかもしれませんね。

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