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職場の心理的安全性とは?

以前、生産性の高い効果的なチームの条件を調査したGoogleの「プロジェクトアリストテレス」の記事を投稿しました。
https://note.com/gussan_t/n/nb3fb94f113aa
調査結果の5つの柱のうち、職場の「心理的安全性」という重要な条件が導き出されました。
つまりは「この職場なら安心して働ける」と思えるかどうかです。
今回は、具体的にどのような職場が心理的安全性があるといえるのか?という話です。
「心理的安全性がある」という状態は、次の4つの因子が満たされている場合だといいます。

1)話しやすさ
みんなが右と言っている状況でも左という意見があれば共有できるか?
問題やリスクが発覚したときすぐに声を出せるか?
知らない、分からないときに聞ける状況か?
というようなことですね。
2)助け合い
トラブルが起きたときや、通常より高いアウトプットを目指すとき、特定の誰かを責めるのではなく、みんなで解決策を考える雰囲気かどうかです。
チーム全体でいつでも相談でき、トラブルが発生しても助けが確保されている状態です。
3)挑戦
チームが新しいことに挑戦したり、変化したりすることが良いことだと認識しているかどうかです。
前例や実績がなくても挑戦でき、とりあえずやってみよう!という雰囲気があれば、チームで試行錯誤を繰り返しながら成長していけます。
4)新奇歓迎
年齢、立場に関係なくスタッフ一人ひとりが、既存の枠を越えて才能を発揮できるかどうかです。
新しいことや奇抜なアイデアでも受け入れたり、強みや個性を発揮できる柔軟性がある職場です。

この4つの因子が満たされていれば、その職場は心理的安全性があると言えますし、Googleの研究からすれば、生産性の高い効果的なチームだといえるのではないでしょうか。

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