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【心霊体験-055】支笏湖の廃墟ホテル

学生時代の話。後輩が心霊スポット巡りにハマっていた頃でした。
あちこち回っていたみたいで、ある日、部活のみんなで行くことになりました。
夜の暗い街灯のない道をずーっとずーっと進んで廃墟ホテルにつながる道に入って路上駐車。
しかし、ひとりだけ車に残った後輩がいた。
彼は心霊系がとにかく苦手な後輩で、なんで来たんだろう?と思いながら彼を残し心霊スポット巡りにハマっている後輩が先陣を切って廃墟ホテルへ。

結構、壊れていて心霊スポットで怖いと言うよりは物理的に怖い。
私は霊がいるような気配をずっと感じていたけれど、他のみんなは何も感じない様子。
当時、ダウジングペンデュラムを持ち歩いていて、それを使うと妙に動きが早くなる場所があったのでその辺にいたんだろうなとは思っていた。
しかし、私は見ることはなく。
後輩は写ルンですで写真を撮りながら進んでいき、特に何もなく帰ってきた。
その後、その後輩が心霊スポットめぐりをやめると言い出した。
どうやら写ルンですで撮った写真に例が写っていたらしい。
見させてもらったが、たしかに人の顔のようなものが写っていた。
その後輩はそれから怖がって心霊スポット巡りをやめたのだが、それだけが原因だったのだろうか?
今ではその廃墟ホテルは原因不明の火災により消失している。

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