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加圧サイクル®️トレーニングは、昔からあるトレーニング方法です。
米国FDAに認可された加圧トレーニング機器を使用して、適切に血流を制限した状態で行うトレーニングです。
成長ホルモンの分泌増加等により、様々な効果が短時間、軽量負荷で期待出来ます。

本記事では、実際に加圧サイクル®️トレーニングはどういったもので、どういった効果があるのでしょうか?メリット・デメリットなども踏まえて書いていこうと思います。是非参考にしてみてください。


加圧サイクル®️トレーニングとは


加圧サイクル®️トレーニングとは、腕の付け根(上腕二頭筋の基部)、もしくは足の付け根(大腿部の基部)に専用のデバイス(KAATSU CYCLE機能搭載デバイス)を取り付け、各個人に合った適切な圧(静脈の血流を制限した状態)をかけながら、セットごとに8ステップの自動化されたプロトコルによって構成されたトレーニング方法になります。


加圧と除圧を交互に、自動で行ってくれる「KAATAU WELLNESS」がこちら。

KAATSU C3


効果・メリットは?



ところで、どうして加圧サイクル®トレーニングがダイエットや筋力アップに即効性があるか知っていますか?

その鍵は成長ホルモンの分泌にあります。ハリのある肌や若々しい体を維持するのに必要不可欠なのが成長ホルモン。

この成長ホルモンを大量に分泌させるために効果的なのが加圧サイクル®トレーニングなのです。

加圧して血流を制限した状態で運動を行うと、乳酸が筋肉内に貯まっていきます。

乳酸の発生量が増し、血液内の乳酸濃度が高まると、脳内のホルモン分泌部位への刺激が高まり、成長ホルモンとアドレナリンやアナボリックホルモンの分泌が盛んに行われます。

この現象を加圧サイクル®トレーニングにより安全に、人工的に作り出すことで、大量の成長ホルモン分泌が促される、という仕組みになります。

このトレーニング方法により血流を適度に制限しながら行うことによって、「軽い負荷(20%@1RM)であっても、高負荷のトレーニング以上に乳酸を発生させ、その結果、多くの成長ホルモンを分泌させることができる」

ーーーーすなわち、たとえ軽負荷であっても「皆さんにもれなく乳酸を通じて成長ホルモンをプレゼントすることができる」のが、この加圧サイクルトレーニングの大きな特徴となります。


デメリットについて


メリットでは、軽い重量で鍛えることができ、高重量のような効果が期待できると話しましたが、あくまで筋肉への刺激の話です。

そのほかにも、神経系へ与える負荷や、骨、関節といったところになると、重量を扱ったトレーニングの方が物理的に効果的なトレーニングと言えます。

そのため、重量を扱える状態にいる人は、加圧トレーニングの恩恵も受けつつ、重量を扱ったトレーニングも進めるのがより効果的なトレーニングプランと言えます。


初心者や高齢者におすすめ


成長ホルモンが大量に分泌されると話しましたが、それは通常の筋トレでも分泌されるのでは?とお思いになった方もいると思います。

加圧トレーニングは血流を制限していることから高重量のトレーニングができません。裏を返せば軽い重量でもかなりの刺激を入れることができるのです。

そのため、高齢者やトレーニング初心者など、筋肉に効かせるのが苦手なにおすすめのトレーニング方法です。



怪我をしている人もできる


怪我をしている人は、自分の負荷にあった重量を持ってトレーニングをすることができません。
そんな時に加圧トレーニングを行うと、脳を騙して体へ負荷をかけることができるため、高重量のウエイトを扱ったかのようなトレーニング効果が期待できるでしょう。

加圧サイクルはリカバリー効果もある

2017年の世界陸上でウサイン・ボルト選手に勝った、ジャスティン・ガトリン選手も加圧サイクル®️を準決勝終了後、リカバリー手段として活用し、決勝にベストコンディションで臨むことができたと言われています。

筋肉のリカバリーのためには、マッサージや筋膜に対するアプローチなどまた別の手段が必要でした。

しかし、加圧サイクル®️を活用すると、血流そのものを増加させ、強化とリカバリーが一挙両得できる効果・結果が得られる可能性があるかもしれません。


まとめ

加圧トレーニングは、

⭕️血流の増加・血管の拡張
⭕️筋力アップ・筋肥大効果
⭕️運動パフォーマンスアップ

などたくさんの効果があり、初心者や高齢者など、普段のトレーニングで満足できない方にとてもおすすめです。

今回は加圧サイクル®️トレーニングについて書いてみました。加圧サイクル®️トレーニングは、専門の知識と資格を持ったトレーナーでないと指導をすることができません。

僕はこの加圧サイクルトレーニングの資格を持っているので、興味のある方はぜひ気軽に聞いてください。
この記事がいいな、参考になったなと思った方は「スキ」をお願いいたします。

以上、パーソナルトレーナーの山城でした。

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