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創作(小説)に役立つ記事

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noteで出会った、ためになる面白い記事を集めました。
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読まれる文章は、文才ではなくテクニックだった。

こんにちは。とらねこです。 昨日大きな地震がありました。震源地は愛媛県でしたが、わたしが住んでる広島まで揺れが伝わりました。 どこで大きな地震が起こるか分かりませんね…。 今回のテーマは、読まれる文章です。 これって、文才がないとダメなんじゃないの...? そう思うかもしれませんが、実は、文才は必要ありません。 じゃぁ、何が必要なのか。 その答えは、次の三つです。 ①不要なことは書かない ②対話形式で書く ③感情を揺さぶる 一つずつ説明をしていきましょう。

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ミステリっぽい小説を書く簡単なコツ3つ

最近、ミステリっぽい作品を書きたいと考えています。 いろいろ読みあさったところ、最低限これくらいわかっておけばミステリっぽい作品が書ける、というポイントがわかってきました。 今回はミステリっぽい小説を書くコツをご紹介します。 コツは3つごくごく簡単なコツを3つほどにまとめました。 とりあえずこれくらいわかっておけば、ミステリを書いたことがない方でもそれっぽい作品を書くことができます。 ミステリの基本構造を知る 真相に逆転を含める トリックより設定が楽 それぞれ

ファンがつきやすい物語とつきにくい物語の違い

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。 今回は「ファンつきやすい物語とつきにくい物語の違い」についてご紹介します。 本題に入る前にお知らせです。 ◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中! 著者、第二作目にして、初の書籍化。 本の中に残された一文からすべては始まる。 ぜひ一度読んでみてください!! ◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます 以前発表した小説「天上の絵画」に大幅な加筆修正を加えて、Amazo

創作が停滞しているときに試せること3つ

長く書き続けていると、いつも同じような作品を書いてしまい、次第に停滞してくるものです。 今回は「なんだか停滞してるなあ……」と思ったときに試せるちょっとしたコツをご紹介します。 試せること3つ停滞したときに試せることはたくさんあるのですが、今回は3つほどご紹介します。 2倍の結果を出すと考える ターゲットを変える 得意技を封じる それぞれ簡単に見ていきましょう。 1.2倍の結果を出すと考える1つ目は2倍の結果を出すと考えることです。 この場合の結果というのは、

小説にしかできないことってあるのだろうか?

これだけエンタメコンテンツがあふれている時代において、小説にしかできないことってあるのだろうか?  あります。いえ、あると信じたい。 今回は、物書きなら誰しも一度は考えたことがあるテーマ、小説の唯一無二性について作家の視点から話そうと思います。 1 まず小説の特徴を考えてみる そもそも小説ってなんでしょうか。映像、音楽、そしてドラマ。この3つを使って目と耳と心に訴える映画と比べて、小説は文章しかない。ぼーっとしていても勝手に流れてくる映像系のコンテンツと違って、小説は