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作品解説 2nd E.P.「お菓子の家に住みたいな」

ぶんぶんハロー
ぐぅせぇguseのぐぅせぇです。

2022/10/30のM3で発表した、ぐぅせぇguse 1st E.P.2nd E.P.「お菓子の家に住みたいな」について自分の備忘録も兼ねて解説します。

○視聴等リンク

クロスフェード

Tunecore

Booth

○全体

全体的に日常的に聴きたくなる曲を目指しました。
また、クラブでDJがプレイすることを想定してみました。
ギター、ベースはぐぅせぇが宅録で弾いてます。
また、誰もやったことがないであろう新ジャンルKawaii Electro Funkを初公開しました。

○アートワーク

ぐぅせぇが描きました。
真面目なイラストを公開したのは丁度1年前の1st E.P.依頼です。
クソイラストは真面目なイラストを描く時に気分転換で描いてるだけなんだよ!
裏でちゃんと真面目にイラスト描いてるんだよ!
構図についてはパロディ、オマージュです。
松浦亜弥氏のね〜え?のワンシーンです。
自分の中でのkawaiiのイメージの一つです。
ちなみにキャッチコピーの「ね~えってば…ね~え…?お菓子の家に住みたいな…?」はこの曲のAメロの歌詞が元ネタです。
松浦亜弥氏のMVは優秀なクリエイターが集まって本気で作った感じがして好きである。
今見ても新鮮でカッコいい。
ね〜え?作曲はつんく♂氏ですが、編曲はピチカートファイブの小西康陽氏なんです!
もはや渋谷系の曲と言っても過言ではないですよね。
曲を聴いてた時「なんか小西康陽っぽいなぁ…編曲誰だろ…!!!当たった…!」ってなった曲です。
SDキャラは初めて描きました。ぶっつけ本番です。
正直、時間がない状況からの逃げです。目も描きたくなかったのでぐるぐるにしてます。
でも、良い感じに描けたと思います。
説得力はある構成だと思ってます。

特にメインキャラの顔が我ながら好みにかけました。
キャラクターは1st E.P.のアートワークと同一人物です。
初めて自分で描いたキャラクターなので愛着がものすごくあります。
私の人生のページをめくってくれたキャラクターですね。
髪色は1st E.P.が金髪よりの茶髪のつもりなので、それに合わせて塗ってましたがが、最後にコントラストを上げたらほぼ茶髪になってしまいました。

2nd E.P.「お菓子の家に住みたいな」のアートワーク
構図のオマージュ元 松浦亜弥「ね〜え?」

○各曲解説

1.Princess Tea time, Girly life

作詞:ぐぅせぇguse 作曲/編曲:ぐぅせぇguse
鈴咲のの:Vocal,Harmony Vocals,Voice
ぐぅせぇguse:Harmony Vocals,Programmings

ボカデュオという企画に参加した時に作った曲のE.P.バージョンです。
1年に一回作れるか否かのぐぅせぇが持ち得る技術を限界まで…いや、限界を突破して作る系の曲です。
1st E.P.収録の「りふぷれDiary」みたいなポジションですね。
GWはこの曲の制作で潰れました。
作詞はボカデュオのメンバーとテーマやワードを出し合って、
それを元にぐぅせぇが肉付け、まとめました。
編曲としてはビッグバンドジャズを軸にCartoonやエレクトロ要素を取り込み手数命の予測不能なフリーダムなアレンジにしてみました。
リスナーが初めて聴いた時にワンコーラスで5回以上ハッとさせれたら私は満足です。うん。
ビッグバンドは初めて作ったので教本とか買って勉強しました。どうにかそれっぽくできたと思います。
音源はNative InstrumentsのSession Horns Proを各パートにつき一つづつ音源を立ち上げました。トラック管理がややこしかった…
cubaseのトラック数は総500超えていたからね。使ってないトラックも沢山あるけど。
個人的な推しは2A直後のブラスのソリです。ビックバンド感を出せてかっこよくできたと思います。

歌唱について、この曲はリズムやメロディなどの観点から物凄く難易度が高い曲なのですが、涼しくさらっと歌唱しており難しいことをしてるように感じられないのは、ののさんがすごいからです。

2.お菓子の家に住みたいな

作詞:ぐぅせぇguse 作曲/編曲:ぐぅせぇguse
miya:Vocal,Harmony Vocals,Voice
ぐぅせぇguse:Electric Bass,Electric Guitars,Harmony Vocals,Programmings

実は某公募に出した曲のフルコーラスバージョンとなっております。

今回のE.P.でKawaii Electro Funkという私が発明した新ジャンルを発表しました。
その記念すべき処女作がこちらでございます。
ある日、公募とmiyaさんの声質のことを頭の片隅で考えていた時に突如閃いたのです。
ジェームスブラウンや在日ファンク、オーサカ=モノレールのようなゴリゴリのファンクアレンジにmiyaさんのふわふわ可愛い声で歌ったらどうなるのだろう?
ついでにシンセ入れてドラムもサンプル使ったりクラブでDJにプレイされることを意識した曲を作ったら面白いのでは?これは発明だ!と。
なので、miyaさんに「この天才的閃きはmiyaさんじゃないとダメなんです!miyaさん以外の人では曲が成り立ちません。破綻します。マジでお願いします!!!!!」と頼み込みました。
そしてmiyaさんが可愛く演じてる感じのボーカルめちゃくちゃいいぞ。想像を超えてきた!
自分のアレンジのいい感じだぞ。
ファンタジーに突如現実が入る歌詞良いぞ。
著名な作家を含む知り合い数人に聴いてもらってもめちゃくちゃ反応が良いぞ。
これは神曲だ!落ちるはずが無い!!!







落ちました。

ということで、元々S0,A,B,S1という構成だったのですが間に挟み込んでS0,A,B1,S1,間奏,B2,S2というフルコーラスの構成にしました。

落選しようが神曲ですし、この曲を作れたし、公募に提出できて良かったなとつくづく思いました。(落選についてはいまだに落ち込んでるけど…)

3. Consistency

作詞:ぐぅせぇguse 作曲/編曲:ぐぅせぇguse
紫彩アメ:Vocal,Harmony Vocals
ぐぅせぇguse:Electric Bass,Electric Guitars,Programmings

おしゃれハウスを作りました。
ぐぅせぇ初めてのハウスです。

クラブでかけることを前提として制作しました。
どちらかというとじっくり聴くよりかは心地良く聞き流す雰囲気重視の曲を意識してます。
夏の夕暮れのビーチのイベントで聴きたいです。誰かDJイベントでかけてください。お願いします。

ハウスでペースのスラップはあまり無いような気がする。

DJでいつでもロングミックスができる曲構成にしてみました。

歌詞についてですが、それっぽいけどよくよく聴いたら中身が無い歌詞を意識して作りました

実のところぐぅせぇはユーモアが無い真面目な歌詞を作るのが苦手なのです。
ただ、この曲についてはユーモア無しにした方が曲全体の耳触りが良くなる気がしたので真面目に考えました。
ただ、テーマが無いと作詞しづらいと思い、別れようとしてるカップルと本職の土木の用語を用いると定めました。
前々から歌詞に土木用語を取り入れたいなと思ってはいたんです。

Consistencyとは土木用語で「地層が含水比によって液状から固体状にまで変化する性質のこと。」とwikiには記載されています。

歌詞の意味を考えずに聴き流してたら良い感じなのですが、土木系の学校に通っておられた方は「なんだこの歌詞は?」と思うかもしれません。
正直自分も聴くたびに思います。
「なんだこの歌詞は?」と。

そんな歌詞の曲をそれっぽくカッコよくスタイリッシュに歌って下さった紫彩アメさんありがとうございました。

4.マシュマロふわふわ

作詞:ぐぅせぇguse 作曲/編曲:ぐぅせぇguse
miya:Vocal,Voice
ぐぅせぇguse:Electric Bass,Electric Guitars,Programmings

Kawaii Electro Funk第2弾です。

自分で作っておきながらいつ聴いても謎な曲です。

諸事情で6月の1ヶ月で曲を作らないといけない状況に陥ってて、本職の出張の電車の中で歌詞を考えておりました。
「早く歌詞作らなきゃ…!!!
miyaさんの声を最大限活かす歌詞、miyaさんだからこそ映える歌詞にしたい。miyaさん以外じゃ成り立たない歌詞…
どうにかしなきゃ 新曲の歌詞をどうにかしなきゃ どうしようかな。
miyaさんの声って「ふんわりふわふわ」してるんだよな。
ふわふわ…ふわふわ…………ふわふわ……!?
『マシュマロふわふわ!!!!!』」(えっ?なんで?)
このワードを閃いてから出張で電車に乗ってた30分で歌詞を作り終えました。
最短記録です。
あまりにも歌詞に中身が無さすぎる。
ただ、中身はない代わりにキャッチーさにはとことん拘りました!!!
miyaさんだからこそ歌える、成り立つ歌詞になったと思います。
また、初めて聴く人も何も考えずにクラブで盛り上がれる歌詞にしました。

編曲面においてはぐぅせぇが高校の軽音楽部時代に全国高等学校「軽音フェスティバル」というイベントのカヴァー部門 小編成に同級生が応募していたのですが、楽曲がJames BrownI Feel Goodをアレンジしたもので、それがかっこ良かったのを思い出して影響を受けたアレンジにしてみました。
また、ファンキーな16ビート感溢れてノレてクラブでDJに流してもらうことを意識して作っております。
お願いします。クラブで流して下さい!!!

5.ねれない、やまない、すきじゃない

作詞:ぐぅせぇguse 作曲/編曲:ぐぅせぇguse
紫彩アメ:Vocal
ぐぅせぇguse:Electric Bass,Electric Guitars,Programmings

ボカデュオという企画に参加した時の曲を収録させて頂きました。
【オリジナルMV】ねれない、やまない、すきじゃない - すぐあめふる - 【ボカデュオ第2弾】

ボカデュオのメンバーの皆さんのアドバイスを頂きながら女性視点の恋愛ソングの歌詞を作りました。
我ながら彼女いたことないのによく作れたなと思う。

ギター、ベースのアレンジが渋い80年代シティポップや土岐麻子氏の70,80年代カバー曲のアレンジを意識して作りました。
シティポップ作ってそうであまり作ってないぐぅせぇです。
初めて投稿した曲以来ですね。3年ぶりか…
ギター、ベースのアレンジはBメロが1番自信があります。


ぐ〜せ〜企画『Let's go to the brand new world』PV

○クレジット


miya:Tr.2,4


 Twitter(@mashinemu_zZ )

 YouTube

紫彩アメ:Tr.3,5


 twitter(@Ame_Shisai )

 YouTube
  


鈴咲のの:Tr.1

 Twitter(@_suzukinono )

 YouTube

Mixing,Mastering:ぐぅせぇ
ArtDesign&Illustration:ぐぅせぇ
Produced by ぐぅせぇ

○後書き


と言うことで作品解説は以上です。
長々と書きましたが、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
何かご質問、ご指摘等ございましたらぐぅせぇ自身で答えられる内容であれば極力回答させていただきます。

リミックスしたい人やカバーしたい人おられましたら、音源を購入したことをご報告頂けたらカラオケ音源やステムを贈呈します。

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