見出し画像

文字と、数字。

こんにちは。しー(ツマ)です。

最近、めっきり寒くなってきたなーと思ったら今日はぽかぽか陽気。紅葉も見頃で、そこらじゅうが秋色できれいに彩られてますね。

さてさて。

いろいろな準備を進めていく中、ここ数ヶ月自分たちのお店の「事業計画書」の作成に結構な割合の時間を割いてきています。

前回、自分たちの理想の話を書いたんですが、自分たちの理想をカタチに、そしてそのカタチを「文字」にしていくのはなかなかな作業。

頭で思い描いているものを、見た人に伝わるように「文字」にしていく。一生懸命文章を考えるんだけれど、どうしてもありきたりな言葉になって、また書き直して、を繰り返す毎日。

そして「数字」。

事業計画書の一番重要と言っても過言ではないのが「数字」の部分。自分たちがやっていくことを、どうしてやろうかと思ったのかということを、はっきりとした数字に表していく。

あーでもない、こーでもない、と書いては直し、調べては直し…とする毎日で頭がぱんぱんです。ひー。

でも「文字」にすることも「数字」を考えることも、お店をやっていく上で本当に重要なことだとひしひしと感じています。


小さくても「事業」

お店をやりたいということはずっと前から考えていて、「いつか」とふたりで話し合って準備はしてきていたのだけれど、現実として「お店を開く」ということを決めて走り始めたのは昨年。

そこから、商工会議所や公庫が主催する創業に関するセミナーに参加したり、すでにお店をされている先輩方の話を聞いてみたり、いろんな本を調べたり、専門家の方と面談したりとしていく中、必ず出てきたのが「融資」の話でした。

小さなお店だとしても、お店をやるということは「事業を立ち上げる」ということ。いろんな業種がある中カフェは気軽に始められるもののひとつだから、その「事業を立ち上げる」という意識がないままに進めてしまう人も多いと聞きます。(そしてお店を畳まざるを得ない状況になってしまう)

わたしたちが参加したセミナーにいらしていたスピーカーの方やお話をお伺いした先輩方のほとんどが、融資を受けて事業を始めていらっしゃいました。

「大きな金額を背負うということは、それだけ責任感と経営者としての自覚を持たなくちゃやっていけない。それが一番大事かもしれない」と話す先輩。

ただ、普通に暮らしていたら、正直、融資を受けるということにちょっと二の足を踏んでしまうんですよね。だって、普段では目にしないゼロの数と向き合うんですから(笑)ひー。

それでも、わたしたちは融資を受けてお店を始めることにしました。

小さく、だけど、長く長く続くお店でありたい。そういうお店を作っていきたい。

そのための投資と自覚として。

事業計画書を作りながら、内外装や什器の見積をとる度、金額の大きさに「あわわ」となりそうになるけど、でも「事業」として考えたらそれは当たり前のこと。以前聞いた話の中で出てきた「経営脳にする」というのはことなんだと思います。

その感覚に慣れつつ、普段の生活の感覚を忘れないようにしつつ、「経営」ということをしっかり考えていかないと。


いよいよ本番。

そうやってあーでもないこーでもないと、話し合っては詰め、話してあっては詰め…何度も何度も書き直しながら作ってきた事業計画書がようやく形になり、今週のはじめに日本政策金融公庫さんへ融資申し込みの書類を一式郵送してきました。

先日面談日の連絡があり、来週早々にカズさんとふたりで面談に挑むことになりました。

書類一式郵送してからずーっと緊張しっぱなし(笑)

でも、自分たちがどうお店を経営していこうとしているのか、どういうカタチを考えているのか、しっかりと担当の方にお伝えしてこなければ。

緊張してる場合じゃないですよね。
落ち着いて。深呼吸。ふー。

よし、がんばります。


しー(ツマ)でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?