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ぐるりワーケーション フランス編

こんにちは、かごしまぐるりデザイナーのまつばです。
じつは、私は3月半ば〜末まで
ヨーロッパでワーケーションをしていました。

今回はその中の
フランス編🇫🇷を記録に残したいと思います。



今回、フランスで泊まったところは
パリから電車で40分の田舎町。
ホテルではなく普通のお家を借りて過ごしました。

テレワークの風景

現地時間で6時〜15時に家で仕事をして、
仕事が終わったら近所のマーケットに食材を買い出しに。

簡単な料理をして、友人たちとゆっくり夜ご飯。

お家に備え付けのお皿のおかげで簡単なご飯も美味しそう


「今本当にフランスいる?」って錯覚するくらい
観光地にはあまり沢山行っていないし、
豪華なフランス料理も食べなかったけれど、

地元の食材で料理しながらお酒を飲んで
リラックスして過ごす夜や

街並みを見ながらお散歩する時間、

近所の小さなお店を訪れてカタコトの英語でコミュニケーションをとったり・・・

暮らすように旅をしたい、という目標が早速叶えられて
毎日とっても幸せでした。


雨上がり、ダブルレインボーのパリ


じつは、ぐるりでお手伝いをする前は
忙しい日々が続いたせいか、体調を崩すことが増えていました。

ワーケーションしたいと思ったのも、
働き方や日々の生活を見直したかったから。


ワーケーション前は、
あれもしなきゃ、これもしなきゃという
焦る気持ちに常に追われていたけれど、
ゆったりと流れる時間を過ごして、リセットすることができました。


今回ワーケーションを快く受け入れてくれた
社長をはじめ、ぐるりのメンバーにはとても感謝しています。


絶対行きたかった自然史博物館には行った。さいこう!




余談ですが、私は一番繰り返し読んでいる本何?と聞かれたら、迷わず
ミヒャエルエンデの「モモ」と答えます。

モモでは、「灰色の組織」というワルモノが
街の人々に「時間を節約させる」ことによって、
じわじわと時間を奪っていきます。


今回のワーケーションを通して、
モモの話を改めて思い出しました。

光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。

『モモ』(文庫版) ミヒャエル・エンデ著

時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところであまり意味はありません。というのは、だれでも知っているとおり、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、ほんの一瞬と思えることもあるからです。
なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからです。そして人のいのちは心を住みかとしているからです。

『モモ』(文庫版) ミヒャエル・エンデ著


時間とは生きるということそのもの。


現代で慌ただしく毎日を過ごしていると、
効率化しているはずなのに時間に追われている感じがしたり、
少しゆったりしただけで「時間を無駄にしちゃった」と感じたり・・・


でも、時間を「節約する」という考え方ではなく、
仕事でもプライベートでも
今過ごしている時間を「自分にとって豊かな時間にする」ことが
大切だな、と改めて感じさせられました。

今は仕事の時間も楽しく過ごせているので、
本当に感謝😌

今回はパリの他にもドイツ、ベルギーを訪れているので、
また他の編も書きたいと思います🇩🇪


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