パパやママの保育士体験

今日(2023年1月26日)の朝日新聞 声Voice オピニオン&フォーラムの中で、「保育園の運営に『保護者の目』」というタイトルの投稿がありました。東京都の保育士さんからです。

この保育士さんの勤務する園では、希望制で保護者の「保育士体験」を取り入れているそうです。午前9時から午後4時まで、保育士として園で過ごします。
パパやママが保育園の先生のエプロンをつけているところを想像するだけでも、わくわくしちゃいますね。
パパやママも、参観日だけでは見られない子どもたちの姿が見られて、嬉しいのではないかな。

この保育士体験は「保育園ってこんなところだよ、子どもたちは一日をこんな風に過ごしているよ、と肌で感じてほしい」という目的で行われているそうです。

また、「『保護者の目が入る』ことで、閉鎖的になりがちな保育園をオープンにできる。」という効果もあるそうです。こちらの園では、「保護者が園の運営に参画すること」を大切にしている、と書かれていました。

保育士の園児虐待のニュースなどを耳にするたび、悲しい気持ちになりませんか?保育士とこどもだけの閉ざされた空間でなく、パパやママ、おじいちゃんおばあちゃん、地域の方々など、たくさんの「見守る目」が増えてほしいと願います。

このような体験を通じて、保育士と保護者のみなさんとの距離が縮まり、一緒に子育てをしていくチームになれたら、心強いですね。


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