理論先行で現実とずれてしまったこと

5月から鳥取のスタートアップで働いてます。
学びを残すためnote書きます。


カミナシ河内さんの記事が非常に参考になる点が多く、早速施策をひとつ真似してみることにしました。
具体的には、ユーザーヒアリングを行う際の、事前準備・振り返りの運用フォーマット作成です。
(この河内さんの記事は本当に最高でした。今後も何度も見返して参考にさせて頂きます🙏)

私たちのチームはこの記事の段階でいうと、PMF期です。
ユーザーインタビュー(Figmaを触ってもらうユーザビリティテスト)を行なってますが、その場で言われた感想を持ち帰り、Figmaを修正するということをしてました。
事前にインタビューで明らかにしたいことの整理、それに対するインタビュー後の振り返りをチームではしてませんでした(各自の頭の中ではされていたかもしれない)。
そこでこのサイクルを回すインタビューの準備・振り返りシートをnotionで作り、インタビュー前後にチームで話し合う時間を作る提案をしました。

このシートをメンバーに見せると、場が静まりました。「悪いわけではないけどなんか違う、それをどう伝えればいいだろう」という空気でした。

私はこのシートを作るのに、ユーザビリティテストの事例などを調べて、良いと思うやり方を今のチームに合わせてまとめて作ったつもりでした。理論を実務に当てはめてく感じです。

このやり方が悪いとは思いません。ただ今回私は理論をまとめましたが、今チームでやっていて上手くいっているやり方などを完全に無視して作ってました。
メンバーからすると「今上手くいってる方法を何で捨てる必要があるの?」と思ったかもしれません。

実際にやっていること、起こってることをベースに考えるのが前提で、不足分を補うツールとして理論を使うくらいの考えがいいかもれしれないという振り返りをしました。(理論>実際ではなく、理論<実際)

これはプロダクト開発をする上でも意識したいと思います。あくまで実際にやってること、起こってることをベースに、問題解決を目指す。

久々に場が凍る体験をしましたが、次に活かします!
備忘的に気づきを書いてるだけですが、もし誰かの参考になれたら幸いです。

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