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芸能事務所に入るべきか否か

音楽活動に励んでいるミュージシャンの方々の中には、「芸能事務所に所属」することを目指している方も多い。

実際に、僕がシンガーソングライターとして活動している時、周りのミュージシャン達は事務所に所属するのをゴールとしていた。

だけど、今の時代、本当に芸能事務所に所属するべきなのか。

僕がシンガーソングライターとしての音楽活動を休止した時、実はGReeeeNの所属事務所からスカウトされていた。

内心ワクワクしていたが、なんだか嬉しくもない気持ちだったのは面白い。(結果的に話は無しになりましたが)

今回は、ミュージシャンは芸能事務所に入るべきではない理由について話していきたい。

詳しくは下記リンクをクリック

SNSの時代

昔と違い、今ではSNSで誰でも簡単に、プロモーションが行える様になった。

Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、YouTube、どれが適しているかは活動によって異なるが、基本的にどれも大衆の目に触れる機会を増やせる。

僕もシンガーソングライターの時、自主制作したミュージックビデオをYouTubeに公開していた。

そのおかげもあって、GReeeeNの所属事務所からスカウトしていただけた。

このように、誰でも気軽に発信ができる世の中だから、「芸能事務所に所属」は目指さなくても良いと思う。

自身でリリースできる

今の時代、誰でもオリジナル楽曲をインターネットにリリースできる。

僕が利用していたのは、レコチョクとタワーレコードが共同で運営している、インディーズ楽曲に特化したSNS「Eggs」だ。

Eggsは、インディーズ楽曲を好むリスナーがいるし、新人アーティストに向けたオーディションも行なっている。

つまり、インディーズアーティストが無料でアピールできるプラットフォームだ。

また、avexが運営している「BIG UP!」では、誰でも気軽に無料でオリジナル楽曲を、ストリーミングサービスに配信できる。

芸能事務所に所属しなくても、誰でも気軽にアーティストになれる時代が到来しているのだ。

収益化しやすい

芸能事務所に所属するべきでない理由は、収益化が遠のいてしまうからだ。

月給制で給料が保障されているところならいいが、大抵の場合、売れていないアーティストは食えない。

かといって売れたら売れたでマージンをとられる。そんな理不尽があって良いわけない。

芸能事務所に所属しなければ、楽曲の印税も、グッズ販売の売り上げも、全て自分の収益となる。

「音楽で食っていきたい」を目指しているのに、芸能事務所に所属することを目標するのは矛盾している。

ミュージシャンはもっとマネタイズに対して敏感であるべきだ。

最後に

僕は音楽活動を休止している分際で、偉そうなことは言えないが、もう芸能事務所に所属する時代は終わった気がしてならない。

それぞれが個人事務所をかまえて、自宅アトリエのようなスタジオで楽曲制作し、すぐにインターネットへ公開する。

この様な未来型ミュージシャンが増えると思うし、兼業ミュージシャンが増えるとも思う。

音楽では食っていけないからだ。

今から音楽活動を始めようと考えている人は、一度立ち止まってみてほしい。

ミュージシャン以外の道で有名になってから兼業ミュージシャンになることを目標にしてみてはいかがだろうか。

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