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FP通信

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ぐんま税理法人ニュースレターに掲載された「FP通信」のバックナンバーを集めたマガジンです。
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#日銀

ぐん税ニュースレター vol.48 page04 -FP通信- Part 2

Part 1の記事では日経平均の乱高下と投資の立ち回りについて解説しました。 Part 1の記事 Part 2の本記事では7月11日の日経平均最高値から8月5日の大暴落までを順を追って見てみようと思います。 今回の株価の乱高下は以前から言われている通り、日米(あるいは日本とそれ以外の先進国)の金利差や米国証券市場の影響が大きいと思われます。 3月に日銀がマイナス金利を解除した際も大きな政策転換でしたので記事にしたのですが、その後も市場は日銀の利上げを一つの大きな材料とし

ぐん税ニュースレター vol.48 page03 -FP通信- Part 1

日経平均株価の乱高下が話題になっています。 最近はあまり指標をチェックしていなかったのですが、大きな動きがあったので少し見てみようと思います。 今年2月に日経平均株価が39,000円台の史上最高値をつけた時に記事にしましたが、その後小幅な上下を経て、7月11日に42,000円台にまで記録を更新しました。 2月の記事 問題はこの後ですが、8月5日には史上最大の下げ幅となる4,451円安という記録をつけました。これは1987年の米国市場の暴落(ブラックマンデー)を受けて記録

ぐん税ニュースレター vol.45 page02 -FP通信-

日銀は今年3月の金融政策決定会合で2016年から続いていたマイナス金利政策解除を発表しました。 この決定だけでなく、データを都合のいいように解釈して事実をねじ曲げるような日銀植田総裁(もとい財務省)の発言には呆れるばかりで記事にする気すら無くなっていたのですが、このあたりの話はほどほどに、金利の仕組みの基本と私達の生活への影響を考えてみたいと思います。 短期金利 まずマイナス金利とは何かですが、これは民間銀行が日銀に預けているお金に対してマイナス1%の金利を課すことです。

ぐん税ニュースレター vol.42 page03 -FP通信-

日経平均株価が沸いてます。2月22日に史上最高値の39,098円で大引けとなっています。 新NISA勢はきっと、株なんてチョロイな、と思ってることでしょう。笑  新年の大発会からたった2ヶ月弱で5800円以上も上がってるのですから。 今号では特に記事にする予定はなかったのですが、歴史的瞬間ということで少し書いてみようと思います。 以前にもバブル崩壊後の最高値ということで記事にしましたが、基本的な市場の動向というのは、この時と大きく変わっていないと思います。 この時はバブ