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これが未来のディスプレイか!HUAWEI最新のMateViewをご紹介

はじめまして、ぐんぐんです~
福岡在住の中国人留学生です。

普段はITが好きで、日本では中国のIT製品などの情報が割と少ないと感じるので、興味のある方に中国最新のITニュースをご紹介したいと思います。

日本語の粗末なところはまだまだたくさんあると思いますが、これからはどうぞよろしくお願いいたします!


1回目の記事は、中国のITメーカーHUAWEI(ファーウェイ)が5月19日で開催された「全シナリオスマートライフ新品発表会」の情報をお伝えたいと思います。(このような名前の翻訳は難しいね…)

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HUAWEIってどんな会社?

HUAWEIという会社があまり知らない方もいらっしゃると思いますので、簡単な紹介をさせていただきます。

ファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラストラクチャーとスマートデバイスの世界的なリーディングカンパニーです。 テレコムネットワーク、IT、スマートデバイス、クラウドサービスの4つの主要分野における統合ソリューションを使用して、1つになったインテリジェントな世界を目指し、世界中の人、家庭および組織にデジタルサービスを提供しています。
ファーウェイの3つのビジネスグループのうちの1つである、ファーウェイ コンシューマービジネスグループは人々のあらゆるシーンにおけるスマートAIライフのリーダーであり、スマートフォン、PC、タブレット、ウェアラブル、モバイルブロードバンド、ファミリーデバイス、デバイスクラウドサービスを提供しています。最先端の技術をお客様へ提供し、テクノロジーの進歩がもたらす恩恵を世界中のより多くの人々と共有できるよう邁進し続けており、一歩一歩その夢へと近づいています。

簡単にまとめると、HUAWEIは非常に大きいグループ会社で、元々は通信技術から発展してきて、現在コンシューマービジネスグループの下でスマホやPCなどの製品を作って、我々にとって一番身近な存在です。(ちなみに5GもHUAWEIの非常に強い領域で、すごいね!)

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そして発表会の話に戻ります。今回の発表会は、下の画像のようにこんなにたくさんの新製品が発表されました。

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これらの製品のうち、自分が最もワクワクしているのが、MateViewというディスプレイです。これを機に、HUAWEIが初めてディスプレイ市場に入りました。


自分がほしいディスプレイは…

ちょうど自分もこの前リモートワークの環境を改善したくて、ディスプレイの情報を調べまくりしました。

しかしいろいろ調べたが、ちょっと残念と感じました。

一般的なディスプレイは、画質や解像度などの機能面をばかりに集中して、もちろんこれらがディスプレイにとって一番重要なことだが、ディスプレイの顔、いわゆる工業設計があまり進めてないかなと思いました。

黒、プラスチック、太いフレーム、裏側が大きい…このようなデザインが数年間続いてきました。

自分は普段MacBookを使っているので、MacBookと一緒に並んでも綺麗なディスプレイはないかなと悩みました。

もちろん、完全にないわけにもいかないが、lg ultrafineシリーズはアップルストアで販売されて、MacBook最強の相棒と言われています。

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ただしこの顔は、まあ、普通だね…23.7インチでこの値段も安くないです。

一番カッコいいディスプレイなら、やっぱりPro Display XDRですね。

この外観、完璧!

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この値段、お邪魔しました!

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もちろん、貧乏はりんごさんのせいじゃくて自分の問題です(泣)。

ちょっと悲しくなりました…


しかし、もう大丈夫!

なぜなら、彼が来た!


MateViewが来た!

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この外観を見て、一目惚れしてしまいました…

正面と裏側だけでなく、側面からも完璧…

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このシンプルさ、薄さ、金属の反射…若干りんごさんの香りが漂います!

これはまさにPro Display XDRのデザインが好きで欲しいと思って値段を見たら自分は平凡な人間だなと思っている人にとっての神の降臨じゃないか!

これがMateViewか!

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スペック詳細はこちらになります:

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デザインだけでなく、スペックもいいですね!

28.2インチ(画面比3:2)解像度4k+色域DCI-P3、しかもUSB-Cで65W外部充電ができるとは、Macのために生まれてきたのではないか!最高!

ディスプレイの操作も神技で、画面の下にSmartBarがあり、指でタッチしたり、スライドしたりしてディスプレイの設定が調整可能!

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(英語が堪能な方は、こちらのファーウィグローバルページで製品の詳しい紹介が見れます:https://consumer.huawei.com/en/monitors/mateview/)


ちょっと待って、一つ先に聞いておく!

この外観とスペックには文句が言えないけど、値段はどうなっているか?

またお邪魔するか?

「少年よ、有線接続版は3,999元(約67,800円)、無線接続版は4,699元(約79,600円)!」

お兄さん、これなら話が簡単です!


未来のディスプレイを形に

MateViewのスペックを見たら、確かに現時点では非常に優秀なディスプレイですが、なんでタイトルに「未来のディスプレイ」と自分は名付けているのでしょうか?

これを話すのは、もう一度上のMateViewの二つのバージョンを見てください。

無線接続版、これこそディスプレイが未来へ進化の方向と思います。


HUAWEIは2016年から、Huawei Shareという技術を出しました。

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タッチパッドにビルトインされた、Huawei Shareタグにタッチするだけで、あなたのHuaweiスマートフォンは、HUAWEI MateBook Xと接続され、一つの特別なデバイスに生まれ変わります。スマートフォンの画面はHUAWEI MateBook Xのスクリーン上に同期され、シームレスな連携が可能になります。

これは、HUAWEI製品の間で無線を通じてデータの転送や共有ができる技術です。Huawei Shareは、データを転送するだけでなく、製品間の同期再生ができますので、アップルのSidecar機能と似ています。

Sidecar で iPad を Mac の 2 台目のディスプレイとして使う
Sidecar を使えば、Mac のデスクトップを拡張またはミラーリングするディスプレイとして iPad を活用できます。

今回のMateViewも同じ機能が搭載されています。

スマホをMateViewにミラーリングすると、MateViewがデスクトップモードに切り替わります。

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これはもうディスプレイなのかパソコンなのかわからなくなってきました…

そして、PCとMateViewの間でも使えるようになりました。

本当に革命です!

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近年のアップルとHUAWEIを代表とした大手たちの動きから、未来の形が少しつづ見えてきたような気がします。

2018年のiPad、と2021年のMac、デザインが統一されるたら、パッと見るとパソコンかモニターか区別できなくなりました。システムも、だんだん近づいてきて、Apple WatchやAirPodsなどの関連製品を組み合わせて、シームレスでスムーズに連携されている世界が構築されました。

HUAWEIも、Huawei Shareによる全てのデバイスが連携されています。そしてMateViewの誕生により、オフィスのあり方を再構築しようとしています。

彼らが目指しているのは、デバイスで生活シーンを区切るではなく、デバイスが人々の生活によって柔軟に変化できることです。

現在ではまだ遅延が少し存在するかもしれないですが、5GやWIFI6などの通信技術の普及によって、全てが無線化になる未来はもう遠くないと思います。

未来のデジタルデバイスは、それぞれの個性を持つよりも、協調してあなたの個性を引き出せます。もうどのデバイスを使うか悩む必要はなく、必要な時で必要なデバイスはあなたの目の前に現れます。


このディスプレイは、ディスプレイの先を行く

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7月18日更新:

MateViewは日本でも発売されました!

現在先行予約販売となっており、9000円の割引があります!




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