マガジンのカバー画像

1st full Album​ 「ator」

11
1st full Album​ 「ator」の歌詞置き場です!
運営しているクリエイター

記事一覧

あいまいな世界

待っていた夢見ていた世界は
楽しみも苦しみも混ざって
分かってきた違っていたある日の僕から
優しく尚かつ正しく去っていく人
喪失は…

大切な答えに繋がって次へ
未だ目の前は陰るけど
曖昧な世界に漂ってる雲のように
浮かんでは消えていくよ

開いた地図 記した場所を探して
遠回りで悪戦苦闘の旅さ
それでも今当てずっぽうでも此処に光る物
振り返れば称えられる理由があること
それだけでも…

大切な答

もっとみる

​Afternoon Forest

とある日の午後
濡れた地面を傘を片手に歩き始めた
雨音が刻むリズムが
街の装いを少し変わらせた

とある日の午後
湿る空気の冴えない森を歩き始めた
雨音が刻むリズムが
森の記憶をまた取り戻した 

そして始まりと終わりの
境界線の上でみる
遠ざかる方に憧れて

無限の可能性眠る森
鳴り止まない音の在処を
木々の合い間を吹き抜ける
風のように探して
優しく湿る雨の降る午後
鳴り止まない音の在処は

もっとみる

Endless Roll

晴れ渡る空 雨が降る空
繰り返すたび強くなるだろう
間違えること 馬鹿になること
数え切れずに歳をとっていく

君が笑っても僕が泣いても
時は変わらず過ぎゆくのだろう

針はいくらか速く感じて
僕は何か焦り出す

FLAY AWAY
届くかな
続く明日へ向こうへ
I SEEK FOR TRUE LOVE

FLAY AWAY
聞こえるかい
続く明日へ向かう声
I SEEK FOR TRUE LIF

もっとみる
空っぽの町

空っぽの町

何も無い空っぽの町
液晶の端
乾く指先
流れ込む同調の空気
見せかけのフレンズ
野次馬の群れ

情けなくて 砕け散ったんだ
自分自身に嘘をつくのはやめ
情けなくて 変わりたくなった 
誰かのせいにしてるうちはだめ

何が無い?空っぽの町
狂う歯車
涙の理由は
流れ込む不穏な空気
遠ざかるフレンズ
行かないでくれ

情けなくて 砕け散ったんだ
自分自身に嘘をつくのはやめ
情けなくて 変わりたくなった

もっとみる

​second green

誰かが言ってたコースをなぞっている
そんなものは行ってみなきゃ知る由もないのに

今更気付いている周りを見渡す
自分のことは自分でしか見張ってやれない

面倒なことならたくさんあるだろう
小さな一歩目が運命になるから

夜に項垂れてささくれた心の隙間に
そっと吹き込む言葉は死なない
朝を迎えて華やかな花を咲かせよう
それを合図に君を迎えに今行くよ

意味など要らない そんな時もある
体は心のいくま

もっとみる
波しぶき

波しぶき

近づく足音 誰かの絵空事
遠くの戯言(たわごと)を並べる
ささやく耳元 世界の他人事
遠くの戯言(ざれごと)を並べる

「もうやめれば?」
「またやめるよ」
「生き返るのよ」
ずっと…

雨が洗って 風が刺さって
波に揺れている僕らの船
雨が上がって 風がさらって
波に揺れている今
リアル

雨が洗って 風が刺さって
波に揺れている僕らの船
雨が育て上げ 風が運んで
波に揺れている今
リアル

もっとみる

白光

丸い地球の真ん中で
青い海へと投げ入れる
沈んでいく僕の心
これでいい?

暖炉に傾く揺り椅子で
灰になるまで見届ける
煙に巻いた僕の心
これでいい?

窓の隙間 入り込む風
冷える束の間 温まるまで
眠る間際 揺れ動く影
鋭利な記憶が抜け落ちるまで

丸い地球の真ん中で
青い海へと飛び込めば
俯瞰で見た僕の過去が今を見る

ずっと前を塞いでいる
じっと耳をすましている
すっと僕を奪っていく
そし

もっとみる

​microcosm

緩やかな坂道は
光へと向かっている
柔らかな呼び声で
何もかも満たされよう

どんな木も
どんな水も
どんな火も
どんな意志も

暗闇で始まった
孤独すら飲み込んで
高らかな産声に
何もかも満たされよう

どんな木も
どんな水も
どんな火も
どんな意志も

さあここから始まる
小さなライフストーリー
その手を離して

この手を離して

【リンク】
 ・音源はこちらから

ミラージュ

遠ざかる夏の声
降り頻る雨の中
張り詰めたこの胸を
突き抜けるように
走るブルートレイン

朝に向かった夜は静まり
僕が目を閉じ眠りにつく頃
遠くの明かりは何かを描いている
黒いキャンバスで光が踊り出す

風よりも速く星より輝く
一瞬の青春をもう一度
眠り込んだ景色に
浮かび上がる蜃気楼
一瞬の情熱をもう一度

茹だるような夏の夜
立ち上る入道雲
降り出した悲しみを
振り解くように
走るブルートレ

もっとみる

ユーフォリア

何が見えるんだろうか
君が知り得る未来とは
捉えた光たちが踊り続けるグラウンド
道路の向こう側に立ち並ぶビルの谷間に
立ち入りできないみたい
それを表すパイロン

何色に見せようか
僕が切り取るこの世界
止まらない時間の中でせめぎ合うラウンド
窓の向こう側に誰かの正義と張り紙
悩んでもキリがない
引っ付いた昨日を洗い流す雨

ユーフォリア
願い叶え続けることで
人は今この時も輝いて

ユーフォリア

もっとみる

Retrace

空は夕暮れに染まっている
通りには見覚えない店が立つ
なんだか懐かしい匂いがする
ありがとう 目を瞑ればそこにある

いつか僕も未来へ飛び立つんだって
小さな両手を伸ばしていた
軋んだピアノに触れて灯された火は
淡い春の芽 笑いあった日 あの頃の夢

いつか僕も未来へ飛び立つんだって
小さな両手を伸ばしていた

そしてここに立つ 何が正しいかなんて
今でもこれからもわからないや
軋んだピアノに触れ

もっとみる