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「社内勉強会勉強会〜withコロナ時代の勉強会ナレッジを共有しよう〜」運営日記

この記事について

  • イベント概要、Togetterのまとめ、各スライドのURL、発表時に取ったメモ、Q&Aのメモ、最後に、運営日記、で構成されています。

  • 登壇者から掲載許可をいただいた発表のみをアップしております。

  • 発表時に取ったメモは、基本的にイベント内で取り切れたものをそのまま載せています。雰囲気を知る用途で読んでいただけると幸いです。

イベント概要

Togetterのまとめ


発表

「ふりかえり駆動で続く社内勉強会」Ryohei Sogoさん(@rsogo)

スライド

メモ

  • 毎週ふりかえりをしている

    • 1年のOKRを日々追う中での課題があり、それを振り返る

    • TRYに対する勉強会を改善活動の1つとして活用している

  • 毎週のふりかえりのMiroで例を出された

    • 次やることの中で、

      • リーダブルコード

      • AWS DVA

      • DDD

      • など、出てきたものの中から投票してやっている

  • まとめ

    • 毎週のふりかえりが勉強会のネタを考えるサイクルになった

      • ファシリが「このテーマ、勉強会でやります?」とふりやすい環境だった

    • みんなテーマを挙げているので、幹事をやりますと言いやすい環境だった

    • 忙しい時期はお昼食べながらアーカイブ見たりとか

    • プロダクト、サービス関係なく、あるテーマに興味ある人が集まるのでコミュニケーションの場としてもよかった!


「週次も無理だったチーム内勉強会が 毎日になった話」98lerrさん(@98lerr)

スライド

メモ

  • はじめ

    • 勉強会の習慣がない組織から「みんなやろう!」

    • チーム内勉強会がたまーにから毎日になった

    • 始めるときのハードルを低く隣の芝の青さは味方

  • 本編

    • 現組織に参加したてのときの話

    • まず、チーム内で勉強会

    • 挫折

    • 聞いてみた

    • 見学してみた「明日からやろう!毎日やろう!」

    • チーム内の毎日の勉強会

      • 徐々にカイゼンが進んだ

    • なんで加速したんだろう?

      • もともと持っていた幸せ、活動で得られた幸せ

    • つまり

      • まずは持ってこよう!

      • 自分が見たあのチームみたいにやる

    • 広がっていったもの

      • 隣のチームに伝播

    • 勉強会の話をする場が出来上がる


「学びをカルチャーにする」小田中育生さん(@dora_e_m)

スライド

メモ

  • 私の会社の勉強会

    • 全社員を対象とした勉強会が週2で開催

    • 特定の技術に特化したコミュニティ

    • テーマやつながりによるコミュニティ

    • みんなで同じ本を読む読書会

  • どの勉強会も業務時間内に開催

    • 2009の入社時には既に公式の勉強会があった

    • 学ぶことがカルチャーとして定着している

      • 高い開催頻度

      • 自分たちで作っている感

      • 持続可能な運営負担

  • もっと学びを広げたい

    • 現状MAX100人

    • 届けたいところに届かない

    • 登壇者の固定化

      • コロナ禍の時は毎日やってたが、

  • どうやったら巻き込める?

    • 忙しい、時間がない

      • アウトカム

    • 敷居が高い

      • アイデアのタネ段階から壁打ちに付き合う

      • キーとなるのは公式ではない勉強会

  • 学ぶカルチャーを育て、学び続けるイキイキとした組織を作りたい


「スクラムガイド勉強会を開催してみた」Yasufumi Moritakeさん(@moriyasu0410)

スライド

メモ

  • なぜスクラムガイド読書会なのか

    • 入社して1週間

      • スクラムやろうとしている

      • 実践経験がないメンバーが多い

      • PO不在

      • timesにつぶやいてみた

    • スクラムマスターとしてスクラムを伝えたい

    • 守破離の守から

    • 読書会

  • 読書会のやり方

    • 8分読書会

      • 読む8分

      • 書く5分

    • 意識したこと

      • 抽象的な内容を具体的に

      • アップデート箇所を重点的に

  • やってみて

    • よかったところ

      • 再読することによる新たな学び

      • 参加

    • もうちょっと

      • 参加者がだんだん減る

    • 今後

      • プロダクトや現場に合わせた読書会のやり方を模索

  • さいごに

    • 読書会を通じて題材の内容をインプット

    • 読書会はいいぞ


「私の社内勉強会ジャーニー」京セラコミュニケーションシステム(株)慶松寿洋さん

スライド

メモ

  • 私の社内勉強会ジャーニー

    • エンジニアでもない私がカルチャー醸成した話

    • フェーズごとに話す

  • 傍観期

    • 勉強会やるのでみんな来てね!」自分「なんかやってんな」

    • 組織課題への違和感

    • カイゼンジャーニーに出会う

  • はじめの一歩

    • よぎる不安

      • 誰も来なかったら…

    • やったこと

      • できることから始める

      • すぐできて、興味を引くテーマ

  • 転換期

    • 市谷さんとの出会い

    • ジャーニー愛を15分ぶつける

    • 社内勉強会

    • With市谷さん参加率98%以上

  • 拡散期

    • 社内報から問い合わせからの社内コミュニティからの定期的にイベント開催

  • わかったこと

    • 始めるのは1人だが、ちょっとした勇気を持って情報発信し続ければ

    • 仲間に自然と出会える

    • 勉強会を継続するポイント

      • リサーチ&根回し

      • 外の力

      • コミュニティの力

    • 勉強会とは新たな仲間を見つける旅である Let's ジャーニー


「勉強会があるからコミュニティが生まれるのか、コミュニティがあるから勉強会が生まれるのか」及部 敬雄さん(@TAKAKING22)

スライド

メモ

  • 運営している勉強会の話

    • 勉強会運営を頑張るのをやめてコミュニティ作りに重き置いたら上手くいった

    • コラボいいぞ

  • 流れ

    • 目的

    • 実行する

    • 評価

    • 知見共有

  • 勉強会を作ってくれる皆さんありがとう

  • 絶望と最後の希望

  • 勉強会と私

    • 続かないことも

    • 余裕とエネルギーがある時はいいが

  • 怠惰なので楽をしたい

  • 何をするのか

  • 誰とやるのか

    • こっちをさくにやるといいかも

  • 上手くいったコツを一部紹介

    • たまり場をつくる

      • イベントの時だけでなく常にある

    • 定期的に集まる

    • 持続可能なコスト配分

  • 続けることで何が起きたか

    • 申し込んでなくても参加した人たちなど

    • コミュニティにやりたいことが放り込まれていく

    • コミュニティを耕し、そこに勉強会を生やしていく

  • 私たちは人から始めることを知っている

  • コラボレーションしていきましょう!


Q&A

  • OKRで足りないことを勉強会で補う形でしたか?

    • そんな感じだった

  • 勉強会を業務時間にするしない

    • 夕方4時5時くらいとか

    • 昼ごはんの前や夕方もあるが、水曜は夜、金曜は朝、と分けて読書会やってみている

      • 出れない人にはMiroを見てもらう

    • 18時からやっているものもあったり

  • いきなり参加者増えたのは何が起きた?

    • 過剰に勉強会のハードルを上げていたのを、YouTube見るだけなどにした

  • 1回あたりの時間

    • 30分

    • 1時間

      • LT15分3つ

    • デフォ30分。参加率減るから。しかしQ&Aの時間減る

  • 仕事が忙しいから出て来れない人

    • 出て欲しい理由を伝える

    • 開催時間を固定で持たせて予定合わせやすくする

    • 勉強会やっていいという空気感の醸成

    • 偉い人巻き込んで、大義名分を与えてあげる

    • やっていいんだ!を作る

    • 何もアウトカム産まない30分のMTGよりも勉強会の方が

    • 業務とのつながりを持たせることハードルを下げる

  • だんだん人が減る問題

    • 読書会は長く続く

      • 半分のときにまとめを投げたら、戻ってきてくれたし新規参加者も来てくれた

    • なぜ減ったかにもよる

      • 徐々にレベル上がっていく

      • なるべくそうならないようにグラウンドルール設ける

      • 「その勉強会で重要なものを決めていこう」みたいな怖い話も。。

      • 部長会で宣伝してもらう

  • 根気、モチベ

    • アンケートとる

      • あまり悪いことを書かれない

      • 自己肯定感高まる

    • チームの定例に組み込んでいるため、個人のモチベに左右されない

    • 業務外での勉強会は、コミュニティとして醸成されているから続いている

    • 外部の人を呼ぶのはいいぞ

      • 結構気軽に来てくれる

  • 勉強会を盛り上げられた要因

    • 自分たちが勉強したいものをやる

    • 熱狂している人が真ん中にいる

    • それを続ける

    • みんながしゃべれるという場を作る

      • 自分ごとになる

    • 受け身な体質な方々は?

      • 話を振るとしゃべれる

      • Miro使ったり

        • 書くのはいける勢

      • 口以外のコミュニケーションでフィードバック返せる仕組み

      • 盛り上げるとき、全体を相手にすると上手くいかない。熱のばらつきは生まれて良い。コアな人がいて、聞き専の人がいて、それで

      • いい。平均値ではなく最高到達点を上げていくイメージ

  • コミュニティどういう単位で作っている?

    • 組織?テクノロジー?

    • 「動画を観よう会」続いている

    • 「横のつながりを作りたくて作った場」

    • 営業「ノーコードやりたい」から始まった

    • 自分たちがつながりを感じられる形で作るのがいいコミュニティなのでは

  • 勉強会のネタ出し

    • 業務ベース?

    • 「明日チームが良くなるならなんでもいいよ」

    • いろんな部門の人がいるとテーマ決めにくい

    • 集まった人みんなに刺さるテーマは難しい

    • 未来の業務に関係ありそうなことは人集まる

    • 本人たちが業務に還元できると信じているものであればやっていいよね、としている

    • この人が話すならおもろいやろ、みたいなこともある

    • テーマから始めるか人から始まるか

    • 意欲と継続率

    • 業務と結びついていないことを勉強しようぜとなってきたらいけてる勉強会になってきている証なのかも

    • OST

      • 業務に則したことも即さないことも上がってくる

      • 思わぬ繋がりができることもある

      • 肩の力抜いてやっていくといい


最後に

  • 折れない心

    • コミュニティはそこまでできていない。仲間を作って折れないようにしたい。

    • 話しているのが楽しければ幸せ。みんなでパワーアップしていける

    • 折れるもんなら折ってみろ。1人の熱狂から伝播する。辛くなったら、なってなくてもコミュニティに来よう

    • 2人目をどうやって見つけるか。一緒にやれるか。

    • 仲間大事。自分の心の中でのゴールデンサークル。なんのためにやるか、どういう価値をもたらしたいか、そういう信念を持ってやり続けるのが大事

    • とにかく人を巻き込んでいく。上手く人に振る。仕組み化する。終わらせ方も大事。折れてもいい。辞める基準を作って次を作るのもいい

    • 折れないように頑張ろうとするのは諦めていい。今ここにいるような皆さんの熱意が会社を支えている。自身の幸福度を高く保つ。


運営日記

  • Good

    • 7人、多いかなと思ったがあっという間だった!

    • いろんな会社のいろんな話が聞けてよかった!

    • やっぱりこういう場はいいな〜!

  • Opportunity

    • スライドが一枚目から動かなかったとき、勘違いのリスクあったとしてももう一呼吸早くチャットに書き込むまたは声かけすればよかった

    • LT会、イベント後にこの記事をまとめるの自体の負荷が高いかも

      • 今日の勉強会で出たのと近いかもだが、この違和感をなかったことにすると折れそうなので、仕組みで解決して私も楽して持続可能になりたい。そのために次回からはできればこういうことをしたい

        • 登壇者から、以下のことをイベント前に聞いておくと楽そう

          • イベント記事記載への承諾

          • お名前(ハンドルネームOK)

          • Twitterなどのアカウント

          • (決まっていれば、かつ、差し替え可前提で)スライドタイトル

        • 発表後、記事記載への承諾をもらっている人にやっていただくと良さそう

          • URLをTwitterハッシュタグ#devlove であげてもらう、または、Discord企画7課チャンネルにあげてもらう(私的にはANDだと嬉しいが、登壇者のかたにとって負担であればTwitterに拾いにいく)

          • あげてほしい旨を事前にお願いしておく

  • なにか

    • 試行錯誤を許容する面白環境を作れたらいいな〜と思いながら聞いていた

    • 受け身な体質な方々のことで思うこと

      • 本当に自分の意見がない場合と、本当はあるが言い出せない場合がある気がする。そして後者のときは結構「大縄跳びに入れないマン」みたいに縄見つめていることもある気がするため、結構活発に喋っている人があえて少し間を作ってくれることで急に話に入ってくれたりもする気がする。


次回のイベントはこちら!

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