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自分がどう生きているか、知っていますか?

この記事は、マインドフルネスってどういうこと?
という質問に答えるような記事です。

マインドフルネスは特別な事じゃない

マインドフルネス…?

それはそんなに特別なことはではない。
簡単に言えば、自分を知ること。

瞑想は特別な感じがあるかもしれない。
でもそれも食事のときの、箸やフォーク、ナイフのようなもの。
食べるのにそれらは絶対じゃない。

どう生きているのか知ってる?

「君たちはどう生きるか」
スタジオジブリの映画が公開されているが、
自分が今どんな風に生きてるか知ってる?

生きているっていうと大げさだけど、
じゃあ、今の「やるべきこと」って何?
そう聞かれたら?

例えば、子供がいる。
なるべくこの時間に寝かせたい。
風邪気味だから週末の外出は避けておこう。
買い物はネットスーパーかな。
Aさんは子供中心に生きている。

例えば、仕事の責任が重い。
仲間や部下としっかりコミュニケーション取らねば。
でもいまは雰囲気が良くない。
何かしようにも、そんな暇もないし、
本当に人間関係って面倒だ。
B氏は仕事中心だ。

ドラマのような視点で

AさんとB氏の生活をテレビドラマを見るように覗いてみる。
そうすると、こんな生活しているんだなということがわかる。
マインドフルネスは、その覗くような視点を育てるみたいな感じ。

そんな風に見ると、
ああ、イライラしてるよ、とか、
ああ、昼ごはんもろくに食べないでいるよ、
と思うかもしれない。

でも、実際のAさんやB氏の本人らは、
そういうことにすら気づいていない。
やるべきことをやることで夢中で。
夢中だと、自分の体調が悪くても気づかない。
夢中だと、他の人と上手く行っていないことを放置して、
推し進めてしまう。

あの時、ちょっと休んでおけばよかった。
あの時、確認しておけばよかった。
過去への思いが次から次へと出てくる。
その後には、同じことが起きないように備えようと、
将来のことをあれこれと思案する。煩わしくなる。

いちいち気づいていたら仕事が進まないとか、
やってられないという意見もある。
もちろんそうだと思う。

「いま」の受け取り方

子どもが風邪ひいたのであって、
それはだいたいあなたの落ち度の結果100%じゃない。
仕事がうまく進んでいないのは、
だいたい100%自分が責任を果たせていない結果じゃない。

その時、突き付けられているのは、
「結果らしく見えるもの」であって、
「あなたの人生の結果」がその場で出たわけじゃない。
そういう風に感じているということが起きているだけで、
それ以上でもそれ以下でもない。
そうして、自分を責めたり、もっと頑張ったりすることが、
自分の助けになってきたこれまでが確かにあった。
だけど、そうじゃないこともある。

いまこの瞬間、目の前に起きていることを
どのように捉えるのか、
どのように受け止めるのか、
どのように意味づけるのか
その責任だけは、確かにあなたにある。

今一度自分自身に選択の余地を与えるため、
マインドフルネスを提案しよう。
これまでと少し違った方法の提案に過ぎない。

マインドフルネスとは――
 意図的に、今この瞬間に、価値判断することなく注意を向けること

Jon Kabat-Zinn “Full Catastrophe Living Revised Edition” 2013

試してみようかなと思う人に、いつでも開かれている。
仲間もできるし、世界が少しずつ変わっていく。
いつでもだれでも始めることができる。
何度忘れても、また始めることができる。
それがマインドフルネス。何も特別な事じゃない。

マインドフルネスへのご招待

さあ、ちょっと覗きに来ませんか。

開催要領
・2023年9月23日(土)20:00~21:00
・無料
・どなたでも


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