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英語で仕事をするために大事なこと

こんにちは。

海外組織で仕事をするということの大変さを骨身に染みながら、フランスで働いています。

その理由は、いくつかありますが、やはり英語で仕事をするということが、想像以上に大変なんです。(その大変さを味わい、克服することがこちらに来た大きな意味の一つですが)

渡仏前は、TOEIC750点くらいでしたが、全く歯が立ちませんでした。

7ヶ月が経過して、今はマシになってきたわけですが、英語で仕事をすることが大変な理由を以下に改めて挙げてみます。

・まず、話すスピードが早いこと
・訛りがあるから聞き取りにくいこと
・ハートが強くなければ発言できないこと

話を聞き取るには

仕事なので、話を聞いて、状況をつかんで、議論して、結論付けたり、行動したりということが必要なのですが、まず英語で彼らの話を聞き取ることが大変でした。

普通の英語教材や、もっと言えばTEDなどの映像で流れている英語よりも、1.25倍くらい早いです。しかも、訛りもあるし、あんまりまとまりなく、ベラベラ喋る人も多くて、聞き取れたとしても結局何が言いたいの?という感じのことも多い。まとめて端的に話してほしいんです。

これに、なんとか対処していけてるのは、

・たくさん接して、その人たちの口調や訛り・くせに慣れること
仕事の状況を理解して、言いたいことが想像できるようになること
スピードのある英語教材を音読、シャドーイングしまくること

これをやっていく中で、少しずつ、聞けるようになってきました。

発言するには

1対1の会話であれば、こちらの回答を待ってくれます。
会議の中で、ここは発言したいというポイントが出てきたときに、タイミングよく発言できないと、存在が認められません。

話すことは今もなお課題ですが、少しずつ発言を増やしつつあります。

発言するために大事だと感じていることは、。

・発言が的を得ていること
・言い切れると信じて話し始めること

です。

的を得た発言

かなり上達したとしても、ネイティブ級にはなれないとしたら、言葉の重みで勝負するのが良いと思ってます。

時々、何かいうけれど、あいつが何かを言うときは、まあまあポイントをついたことや、いいアイデアを言うなあというキャラクターになることで、耳を貸してくれる。
そんな気がしています。

逆に、反面教師ですが、めちゃくちゃ喋って、尺を取った挙句、単にはぐらかしているだけという人も、割と多いです。
その場で黙ってしまっては、会話が行き詰まって気まずいので、何かを返答するテクニックと反射神経は、やはり必要と感じますが、基本は、誠実に、的を得たことを言うというキャラクターで、ボクはいきたいと思っています。

このために必要なのは、ロジックだと思います。

ロジックは、世界共通の言語だ。ということを聞いた記憶がありますが、まさにその通りと思います。

言い切れると信じる勇気とボキャブラリー

そして、言いたいことが湧き上がってきたときに、それを言うべきタイミングは、一瞬で通り過ぎて行きます。

言いたいことを頭で整理して、英語で組み立てて、はい。話しを始めます。というステップを踏んでいては、到底間に合いません。

だから、会議の予習ができるときは、言いたいことを頭で事前に整理して、会議前に、ぶつぶつ言っておくという準備が有効だと思います。

それでも、会議の展開は予想しきれないので、今何かを言いたいと言う瞬間がきます。

そんなときには、英語で言い切れると自分を信じて、思い切って発言を始めていかないといけません。これが本当に難しい。途中で、うぐっ、となってしまったらどうしようということを恐れてしまうのです。

今は、スカイプで会議することが多いので、自分が話し始めたとき、みんなの姿は見えず、みんな黙っています。この沈黙に負けず、考えをまとめながら話し切る。どうしても遅いので、みんなのスピードのある会話から明らかにスローダウンしてしまう。それでも話し切る。
これには、ものすごい勇気が必要です。相手との関係作りも大事だと思います。

具体的には、まずは主語と述語から語っていくわけですが、自分の発した言葉に応じた言葉を後ろにプラスしながら、言いたいことを伝えていくということになるので、構文の知識やボキャブラリーをスムースに引き出せることが大事になります。

このためには、頭から文書を理解していけるくらい、英語の語順の感覚に慣れるとともに、仕事で使う文書を日頃から何度も音読したりしておくことが有効なのではないかと思っています。

まとめ

まとめますと、英語で仕事をするために大事なのは、以下だと思います。

・スピード、訛りに慣れる(音読、シャドーイング、会話)。
・仕事の状況を理解する。
・的を得たことを言う(ロジック)。
・言い切れると信じて発言する勇気。
・主語と述語の後に、付け足していく語順に慣れる。
・構文の知識とボキャブラリー(仕事の文書を音読)

以上です。

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