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私にとっての料理

この自粛期間、今までにないくらい一生懸命料理を作りました。その中で 「私にとっての料理」というモノが少し見えてきました。

今までの料理歴

今まで料理とちゃんと向き合ったことがありませんでした。現在3つ上の彼氏と半同棲で暮らしていますが、料理は主に彼が担当(料理好き)、美味しいご飯屋さん巡りが共通の趣味ということもあり外食も多く、私が台所に立つことは滅多にありません。これまでも彼氏の前で料理を披露する機会は何回かありましたが(カレーとか)、あくまでも愛を育む中でのイベント程度にしか考えてませんでした。(浅はかな考えの通り、私が作る料理の味わいも浅はかなモノでした。)

自粛期間とともに任命された自炊係

3月末、コロナウィルスの影響がどんどん大きくなり、私の仕事もお休みに入りました。そんなこんなで彼は私を自粛期間の自炊係に任命してきました。
こんな機会でもなきゃもう一生料理と向き合わないかもしれない。しかもまるで主婦みたい〜!と私は張り切って引き受けることにしました。

こうして頑張った料理生活

毎日毎日頑張りました。(ちょっとだけ見せちゃえ)

料理上級者の皆さんにとっては、なんだこれ、、という感じでしょうが、頑張ったんです!!!(鼻息荒いです)

毎日15時ぐらいまで仕事の整理をして、その後材料を調達して、彼が帰ってくるまでにクックパッドを見ながらご飯を作る。これを繰り返しました。なかなか1日というものはあっという間で、すぐ夕方になってしまい、何も料理が思い浮かばない日もありました。それでも作らなきゃいけないからなんとか作る。時には、居酒屋に行けない分おしゃれな料理を作ってみたり、季節の食材を取り入れてみたり、ベランダで食べてみたり、創意工夫いたしました。
おかげで彼は毎日おいしいおいしいと食べてくれて、かなり株が上がった感があります。(過信もある)

気づけたこと

本当に大変な毎日でしたが、気づけたこともありました。

①これを毎日仕事しながらやっていた母、すごいなと純粋に思いました。
私は将来働くお母さんになるわ!!と思っていましたが、もう少し人生修行すべきだと実感いたしました。世の中のお母さんに、尊敬の念を表したいと思います。

②スーパーで買い物したことにより、商品の良し悪し、値段、重宝する食材が見えてきました。自分なりにこだわりが生まれ、買い物が慎重になったと思います。

料理は楽しい!食材の使い方、調味料の合わせ方、知れば知るほど面白いし、味加減わかればわかるほど美味しくなる。私が今まで作ってたものはなんだったのでしょうか。笑
しかも食べてくれる人がいるからより楽しい。「美味しい」なんて言われてしまったらもう中毒です。明日は何にしようかしら〜?って次への原動力になっていきます。私にとっての料理は、単純に「自分を幸せに出来るもの」なのかもと思いました。

今回こんなに気づきがあったのは、これからも料理と向き合う自信になりました。
「美味しい」目指して、明日も料理を作りたいと思います。

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