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ゆるすぎるありがとうの小話

突然だが、わたしは虫が苦手だ。

むかしはオバケだったのだが、大人になってからはダントツで虫。存在意義を問いたくなる方々からコバエまでとにかく嫌だと思う。(虫好きな人ごめんなさい)

大丈夫なヤツもいる


ただ、セミはなんだか愛着を持っている。
見た目は怖いので目の当たりにはしたくないのだが、夏の訪れを耳から感じられるあの

『みーんみーん ジイイイイ』

がとても好きだ。たまにうるさいけど。
そしてちょうどこのくらいの季節、「みーんみーん」が聞こえなくなったことに気づいて、ちょっぴりさみしくなる。

地上に出てからは短命という、人間にはエモく感じる話も相まって「あぁ、さみしいなぁ」なんていいながら秋支度をはじめたり。

ちなみに話に聞くセミ爆弾、私は34年間経験がない。これは「セミを肯定しつづけた、私へのセミからの思いやり」だと勝手に信じ込んでいる。(永遠に思いやってほしい。)

逃がすヤツもいる


クモも大丈夫。特にちっこいのは平気だ!!(謎のドヤ顔)
家の中で見かけると、なんならティッシュで逃がすようにしている。

朝、クモが糸で巣をつくるのは「晴れの日」のしるし。習性上、悪天候の日には人前にも出る事が少ないそう。そんな、朝せっせと巣を張るクモを見かけた日は、その一日が良い天気に恵まれる兆候であることから縁起物とされているんだとか。

筆者のおばあちゃんからの教え

そんなわけで、午前中に見かけたクモを取り逃がしてしまった場合、

「キミ、夜までここにいると無駄な殺生をすることになるんだがらね。素直に出てきなさいよ!わるいようにはしないから。」

などとキョロキョロしながら話しかけたりしている。

もちろん夜見かけてしまう事もあるので「タイミング考えなさいよ!」という事もあるけど。

害虫駆除にもいいし、何よりブーンと飛ばないのが安心。
あまりネガティブなイメージはないのだが、突然あらわれるとやっぱりゾっとはするから結論として好きではない。(大声)

おわりに?


ところで、その他のものすごくイヤな方々について、最先端の研究と工夫により、さまざまな防衛グッズと武器が家庭に登場している。

特に蚊のアレルギー持ち(とんでもなく腫れ上がる)としては、化学物質であろうとしがみつきたい。

ーそんな夏がそろそろ終わろうとしている。(突然カッコつけた)

唐突ですが、虫よけ等のメーカーさま、その他関係者のみなさま。
『今年も本当にありがとうございました。』
(いや、まだこれから来月末くらいまで?よろしくお願いします。)

わたしには何世代先にも出来ないお仕事なので、本当に敬意しかない。
おかげで今日も平和に生活出来ている。本当にありがたい。

「いやぁしかし、このまま涼しい季節になったら公園なんかもお散歩しやすくなるなぁ。」

ぼけーっとそんなことを考えていたら、仕事じゃなくてnoteが進んでしまった夜だった。(あせあせ)


こんな夜中の小話にお付き合いありがとうございました。
週のまんなか水曜日、みなさまよい一日を☕








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