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経営者になるための道⑤

ネイルサロンでアルバイトを始めたとき、「3年で店長になって、その肩書で独立する」という目標を掲げていました。


この目標も1年で達成し、その後も他の店舗を立て直しながら経験を積み、技術や店舗運営のノウハウもある程度分かるようになってきました。


いよいよ自分の店を持つときです。周囲からは、「安定した地位を捨ててまで起業する必要はあるの?」とか「ネイルなんかで食べていけるの?」とか冷ややかな言葉を投げかけられることもありましたが、
私は、逆に、絶対成功してやる!と強い覚悟をもつことができました。


まず、店づくりでこだわったのは立地です。
ネイルサロンというのは、案外分かりにくいものです。
ネイリストなら、ネイルサロンを見つけるのも簡単ですが、一般の方からすると、外から見たときに何屋さんか分かりにくいものです。


まして、ビルの中では気づいてもらえません。
だから、「人通りの多いところ」というポイントを譲れない条件にしました。


また、地域の特徴も考えながら場所を選びました。
どんな人たちが住んでいて、どんな職業の人が多くて、どんなことを大切に生活しているのか。いわゆる「土地柄」も知ったうえで、物件探しをすすめました。


条件に合った手ごろな物件をなんとか見つけ、2.5坪、3席で自分のお店をオープンしたのはネイルサロンを退職して3か月後のことでした。


開業した時の私は、夢が実現して嬉しい!という気持ちも当然ありましたが、実際は、本当に不安だらけでしたね。。。


続く。。。