見出し画像

アクティブラーニングからなるアウトプットの罠

いろいろなインプットをしていくと知識が溜まります
たくさんの知識を入れてもその端から忘却されては意味がありません
せっかく為になる事を学んだので何とかしたい

人の平均記憶定着率

一般的な記憶の定着率は下記の通りです

講義…5%
読む…10%
視聴覚教材…20%
実験機材…30%
グループ討論…50%
自らの体験…75%
他の人に教える…90%

そうなんです
インプットしたものはアウトプット起点から急激に定着していくのです
(私の場合は読むと視聴覚教材が多いのでほとんど残らないという…)

結構このあたりはアウトプット大全なんていうベストセラーが
最近あったので
有名かもしれません

ではMAX90%の定着をさせるために「他の人に教える」を実行するために
まず自分で完全に理解しなくてはいけません
なので反復や復習、理解度を深める必要があるのですが
ここで、人に説明するアウトプットの正しい方法って?という疑問が出てきます

ただ自分が完全に熟知していても説明が下手糞では聞いてくれる人がいなくなります
ここでパブリックスピーキングを例に説明のスムーズな手順を紹介したいと思います
*参考文献 東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる 犬塚壮志

IKPOLET法(イクポレット)

説明の型では
まず

I Interest…興味をひく


まず聞き手の興味をひく必要があります
この人の話を聞いてみようと思ってもらえないと始まりません

K Knowledge…聞き手の持っている知識や認識にアクセスする


相手がすでに知っている知識を説明しても意味がないので
相手の知識レベルをプロファイルする必要があります
どの知識レベルで話すかのターゲットを見極めなければなりません

P Purpase…目的を示す


目的を確認することで説明を理解した後の未来を示します
ゴールはここですと教えることが大事です
目的と手段が混同してしまわないようにはっきりと指針を示すことが大事です

O Outline…大枠を見せる


理解してもらいたいことを明確にしたり全体像を俯瞰してもらうことで理解に拍車をかけてもらいます
集合と時系列のアウトラインが効果的です

L Link…つなげる


理解してもらいたいことを相手の身近なものと繋げてみる
また、原因と結果をつなげることで因果関係を示したり
話を帰納法でまとめてパッケージとしてあげるとより分かりやすくなります

E Embodiment,Example,Evidence…具体化,事例,証拠を示す


抽象的な内容をより具体的に話し実際の事例を説明しましょう
また科学的な根拠を付け加えると話に信ぴょう性が増します

T Trancefer…転移


この話って実はこんなことにも応用できる、またほかの内容に変換してシナジーを出す
話の価値は最高潮になります

ざっと簡単に説明しましたが
せっかくアウトプットするなら最高のプレゼントで渡したいですよね
気になる方は参考文献を読んでいただければと思います

日々感じたことをジャンル問わず つらつら書いてます おもしろいなと思ったら フォローおねがいします