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自覚なきレイシストにギガスラッシュ

時代はダイバーシティ
世の中はLGBTやSDGsなど新たなステージへ移行し始めている
そんな中、既定路線をかたくなに固持する原始的な風潮はまだまだ残っているようだ

どちらが正しい、間違っているという二元論から脱却せねば
視野が狭くなるばかりか自分の可能性を閉ざしてしまうだろう
イノベーションとは今や”破壊的イノベーション”が謳歌している
大企業ならずとも一個人にもイノベーションのジレンマがあるのではないだろうか

■「生理が味覚に影響」「化粧が着く」……。差別や偏見を乗り越え、ある女性が寿司職人を続ける理由

「男社会」の寿司職人の世界で、女性だけで切り盛りする寿司店が東京・秋葉原にある「なでしこ寿司」
客や同業者からの差別や偏見と闘いながら、店は10年目に突入したなでしこ寿司の店員は数人
寿司を握る職人も含めて全員が女性で、業界では珍しい存在だ

寿司職人の世界では、「女性は手のひらの体温が高く、ネタが傷む」「生理が味覚に影響する」といった根拠なき言説とともに、女性差別の風潮が公然とまかり通ってきた

店長の千津井由貴さん(32)はこう証言する

「社長さんと思しき人が部下を引き連れてやってきた時、部下の一人が『社長、私がまず毒味します』って
ほかの店員も、別の男性客から『君は太っているから他の女の子にチェンジして』と言われたことがあります
こうしたことはたくさんありました」

千津井さんらは調理白衣を着ず、艶やかな着物姿で寿司を握る
髪を結って飾り付け、化粧だってする
だが、「化粧の粉や髪が寿司に落ちる」と批判する客もいるという
千津井さんは呆れ顔でこう言う。
「今時の技術で粉が落ちる化粧ってあるわけないじゃないですか。髪もスプレーで固めてますし、そもそも髪が抜けるのに男女の差はありませんし…」

「かつて修行した寿司職人から『板前はさらし商売だ』と教わりました。
寿司を握るのは1つのパフォーマンスであり、職人はエンターテイナーだと思っていますので、このスタイルでやってきました。
もっとも、業界では、女性でも角刈りにしないと板場に立てないという店もあるようですが…」

同業の風当たりも厳しい
ある寿司職人の男性は寿司に手をつけず、一緒に来店した水商売の女性にこう言ったという
「俺は食べないから、お前食えよ」
「あんたのとこは本格派じゃないよね」

そう言った別の職人に対しては、「私たちはプライドを持ってやっています。あなたも職人なら、そういう発言はあなたのプライドに反してませんか。同じ態度を有名店でも取れますか」と言い返したという

そんななか、何気なく受けた海外メディアの取材が千津井さんたちの意識を変えた

「そのメディアは『男性社会に立ち向かうユキ・チヅイ』というトーンで私たちのことを報じたんですね。『あっ、そうだった』って思って。消費される女性として見られることの違和感はありましたし、最初は寿司職人の世界を変えようという思いだったんですが、いつしか私たちも感覚が鈍ってしまって。自分自身、世の中が求める姿にこびてしまったというか……」

閉店も覚悟していたオーナーに対し、千津井さんは店の改革案を文書で手渡した
女性たちが質の高い寿司職人として働けるようにするため、
かつてアルバイトしていた寿司店の職人からもう一度、調理や所作について指導を受けた

魚の仕入れ先も紹介してもらい、千津井さん自ら買い付けに行くようになった
最初は女性という理由で相手にしてくれない仲買人もいたが、千津井さんの熱意にほだされた業者も現れた
豊洲市場の「ノジ喜代」もその1つ
経営者の山崎雄介さんは「男性が多く働くプレッシャーもある中で、頑張っていると思う。謙虚ですし、こっちも応援したくなります」とエールを送る

客との軋轢も生じた
それまでは、女性の寿司職人に対してからかわれたり、馬鹿にされたりしても適当に受け流していたが、千津井さんが毅然とした態度をみせると、「生意気だ」と反発する客もいた

「お客様とけんかもしました。けれど、ほかの女性従業員やこれから寿司職人を目指す女性たちのためにも私が踏ん張らないと、と思いました」

次第に理解を示す客も増えてきた
常連の男性客は「考えてみれば、女性が料理をするのは珍しいことではないし、私にとってはむしろ自然。鉄鋼職人のような寿司屋さん、多いじゃないですか。『話しかけるな』みたいな。そんな雰囲気よりも楽しく気楽に、敷居も低くしてくれてるのがありがたい」と話す

外国人の客も足を運ぶようになった
モロッコから来た女性は、観光バスの広告で「女性だけの職人が握る寿司店」という紹介文にひかれて来店した
「寿司職人は男性だけだと思ったので興味を持った。みなさん社交的で盛り付けもきれいだった」と歓迎する

開店から4年後
男性の職人に頼らず、女性だけで店を切り盛りできるようになった
今では職人を養成する「スクール」も始め、海外で寿司のパフォーマンスを披露するなどの活動も積極的に展開している

店の最大の特徴は寿司の盛り付けの美しさだ
千津井さんは美術系短大を卒業しており、在学中はデザインを学んでいた「寿司ってシャリとネタからできていて、色も形もシンプルでありながら、デザイン的にはすごく調和の取れた食べ物だと思っています。私は在学中、ケーキのデザインなどを研究していたので、その知識を生かして盛り付けを工夫しています」

千津井さんは季節などに合わせて使う魚や盛り付けを変えており
彫刻刀を使って笹の葉の切り絵を作り添えている

なでしこ寿司は9月、10年目に入った

千津井さんは言う
「女性は結婚や出産でライスステージが変わっていきます。そのために店を泣く泣くやめてしまう女性もいました。私は、そんな女性たちをなんとか応援したいと思っています。寿司職人という仕事が、女性にとっても差別や偏見のない、一生の職業選択になるように

■メンタリストDaiGoさん「努力不足を不公平のせいにするのは、庶民ではなくただの怠け者だ。」

TwitterにてメンタリストDaiGoさんのツイートが
ド正論すぎて最終奥義みたいになってるので紹介

”本質に切り込むだけの知識と勇気がない無知な人間が口を出せるところだけ口を出して知識を要する本質的な議論を後回しにする”

”凡人はいつでも自分の能力を超えることを批判する
アドバイスを求めるくせに、自分にはそれはできないと否定する
他人の粗は探す癖に自分の抱える問題には言い訳ばかりで何もしない”

二重三重に反論されても切り返せる内容だなと
議論想定思考で使うと本文の優秀さがわかる

話は変わるが最近、感情で物事の基準や批判をする人が目につく
まぁその人の自由なので、主張する分にはこちらはいっこうにかまわないのだが
意見の違う人を過剰に批判したり、人格攻撃に移行したりさらには同意を求めだしたりする

喚くのは勝手だが人に迷惑かけるなよ…
もはやポピュリストなのかリバタリアンなのかよくわからないモンスターが多すぎですね

くわばらくわばら

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