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『Wake up with Jacob Cohen(ヤコブコーエン)』Vol.6

(こちらは今年4月に自社サイトにて公開した記事に、加筆・修正を加えて投稿しています)

イタリアを代表するラグジュアリーデニムブランドとして、今やイタリア国内450のブティック、全世界ではなんと1500以上ものショップにて展開されるJACOB COHEN(ヤコブコーエン)

ここ日本においても、ファションに並々ならぬ情熱を注ぐオーバーミドルの間で圧倒的な知名度と高い人気を誇る、いわばデニムジーンズ界のスーパースターなんです。

そんな同ブランドの"人気の秘密"に迫るべくスタートしたニューコンテンツ、その名も

『Wake up with Jacob Cohen』

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9月にスタートした20FWコレクション商品のウェブアップ。

毎シーズン既に入荷のあったモデルの中から、その時々のなんとなくのニーズを感じ取りながら順に出品を行っているのですが、そんな中で昨年あたりから需要の高まりをみせているのがグレーデニム

安定のインディゴデニムや昨今の人気ぶりが半端ないブラックデニム、そして19FWシーズンに注目されたホワイトデニムなどの"陰に隠れた存在"のイメージがあったものの、昨シーズンあたりからちょっと様子が違う模様。

ニュースタンダードデニムとの呼び声が高い?グレーデニム、どれぐらいのモノか少し掘り下げてみました。


ここ数シーズン売れ行きは上向き

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時代の先を行くモードシーンや純筋のデニム愛好家の間においては、それこそ数十年前から定番アイテムとして認知されているグレーデニムジーンズですが、今のこの時代デイリーアイテムとしてどれぐらい一般的に浸透しているのか?というのは少し想像するのが難しい印象…

ですが、ここ数年の凄まじいブラックデニム人気の流れもあってなのか、以前に比べると弊社オンラインショップでも確実に売れ行きが上向いており、今シーズン既に完売状態のモデルもあるんです。

"ポストブラックデニム"との呼び声も高いグレーデニム、人気の秘密は使い勝手の良さと、その"絶妙なクールさ"にありました。


仕上がりのトーンによって印象は様々

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こちらの写真をご覧頂いてお分かりの通り、一口にグレーデニムと言っても仕上がりの色合いによってその印象は様々。

限りなくブラックデニムに近い印象の物から、ホワイトデニムと同じような役割を果たしてくれそうなライトなトーンの物まで、グラデーションで見るとその色の種類の多さはインディゴデニムに匹敵するほど。

全てに共通するのが"程々にクール"といったそのイメージでしょうか。

ブラックほどシャープ過ぎずインディゴブルーほどカジュアルではない、そんなニッチなポジションだからこそ醸し出せる雰囲気というのがあるんですよね。

あらゆるカラーとの親和性も高くスタイリングのバリエーションはそれこそ"無限大"のグレーデニム、その魅力をこれからの時期におススメの極私的なスタイリングと共に検証してみます。


極々個人的な価値観によるスタイリングサンプル集


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この時期定番のレザーブルゾンをメインにしたこちらのスタイリングは、全体の印象が重くならない様最も明るいトーンのグレーデニム&足元にはスニーカーをチョイス

モノトーンアイテムで統一しながらも、黒の分量を最低限に抑える事で非常に軽やかな印象に。

年齢問わずあらゆる年代の方に支持され、その筋では非常にスタンダードで昔から長く愛されるモード系カジュアル。
いつの時代にもフィットし、これからも廃れることなく定番として生き残っていくであろうスタイリングだと思います。


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繊細なタッチのスウェード素材を使用した極上のレザーブルゾンをメインに、ややライトトーンなグレーデニム&スニーカーといったカジュアル感のあるスタイリング。

レザーアイテムがメインでありながらも、ベージュをキーカラーにする事で全体的に非常に軽やか、それでいて品のある大人なイメージに仕上げています。
ラグジュアリーでスポーティ、ほんのりモードなエレガンスを感じさせるモダンカジュアルスタイルです。


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何となく気付いている方も結構多い?であろう相性の良い色の組み合わせが赤xグレー。 「ジーンズがブラックだと、クールでカッコいいけどコントラストがきつく少しハードなイメージ…

「インディゴブルーだと馴染みが良くて印象は柔らかくなるけど、ちょっとカジュアルな感じが…
そんなモヤモヤを経験した事のある方は、迷わずグレーを選ぶことをオススメします。

上記の両カラーの良い所を抽出してブレンドしたような、最高に便利なジーンズなんですよね。
赤に限らず、オレンジやイエロー、グリーンやピンクといった他のビビッドなカラーに置き換える事も可能です。


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ミリタリーオリーブカラーとの相性もこれまた抜群

ブラックデニムでキュッと締めたり、ホワイトデニムなんかでクリーンに仕上げるのも勿論正解だと思いますが、程々に男っぽく気持ちカジュアルに…というイメージに仕上げたい方には、やはりグレーを選ぶのが最適解かと。
全体のトーンが暗く感じる方には、アクセントとしてイエローやオレンジといったビビッドカラーのインナーを中に差して頂く事をお勧めします。


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グレーデニムを穿く上で個人的に最も好きな色合わせでもあるのが、ほんのりモード、カジュアルなんだけどシックで落ち着いている…といったイメージのブラウンアイテムと合わせたスタイリング。

ファッション好きの方の間では昔からスタンダードなブラウン系アウターxブラックボトムといったクールな着こなしの延長線上のこちらの組み合わせですが、それと比べて程良く力が抜けつつクールで洒落た雰囲気はそのままといった、非常に魅力のあるカラーコンビネーションなんですよね。


最後に

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ここ数シーズンの売れ行きから、今後間違いなくよりマストなアイテムへと認識されていくであろうという確信の元、今回はグレーデニムにフォーカスした内容でお送りさせて頂きました。

その溢れんばかりの魅力を最後におさらい…という事で

ブラックデニムと同じような役割を果たしつつ、加えて程良くカジュアルな雰囲気に

喧嘩する色があまりなく、色の組合わせが無限大?

インパクトのあるカラーや柄のアイテム(トップス・上着)を上手く中和、且つ大人なイメージに

インディゴデニムのよりも大人で、ブラックデニムほどキリッとしてない

といったところでしょうか。

ここ数シーズンで最も豊富なバリエーションが揃ったグレーデニム、お気に入りの一本が見つかれば幸いです。


≫ JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)のアイテムはこちら


Screenshot_2020-11-03 大人の男に最高の満足を提供するメンズセレクトショップ

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