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#フランス語
対話文読解に見る言語の裏切り
フランス語検定や共通テストでは、二人の会話を題材とした選択問題が出題される。Aが何かを言い、Bの答えを空白にし、Aの次のセリフが来る。解答者はBの答えを選択肢の中から選ぶ。
この手の問題は専門家が複数人で作成するため、答えは非常に明快だ。だが決して出題批判ではなく、言語の解釈は多重的だ。僕らがチョイスするのは、あくまで出題者の思考世界における選択であり、言語を読む人間の解釈に委ねると、解答の新た
コミュニティの停滞を打破するために
過去にジャズのビッグバンドに所属していたことがあり、20名前後で構成されていた。僕の活動自体は2年ほどだったが、その際に実感したのは人間が複数人集まると派閥に分かれるということだ。この感覚は今なお受け継がれており、どの組織にも派閥あるいは関係のグラデーションが存在することを実感する。
宇野常寛が指摘するように、人間は相互承認を求めざるを得ない。
SNSの「いいね」の数が目的化し、人の賛同を得る