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3月に考えたこととか(雑感)をまとめてみた

なんだかずっと本を買って、読んで、どう表現するか、どんな流れで書いていくかばかり考え試行錯誤つづけています。

なので、あんまりまとまった話題がないので今月は雑感をまとめてみました。

・人の体はひとつの世界
細菌にかんする本を読んだ。
皮膚の上、体の中に細菌がたくさん住んでいる。
細菌ごとにコミュニティがあって、群雄割拠し勢力争いをしている。
つねに戦国時代、もしくは時々総選挙して、どこの党(細菌群)が優勢となるかで、体にも人格にも影響がある。
まるで国とか会社みたいだな〜


・虚構が歩いている
人って、行動や言動の裏に「こうなったら良いな〜」っていう望んでいる結果がある。
人間って細胞約37兆個、約100兆個の細菌、そしてどれくらい体の表面や中に住んでいるかわからないウイルスとの関わり合いでなりたっている。
細胞1個、細菌1個、ウイルス1個が妄想とかして小説を書いたり、芝居をつくったりすることはない。

こうなったら良いなっていうのも、人それぞれのもっている物語(虚構)なんじゃないかなと思っている。
それぞれが望んでいる物語(虚構)があって、その虚構に近いものが人気のマンガになったり、ドラマ、小説とかになったりするんじゃないかな? と思った。
たとえば『ワンピース』のルフィが好きだからって、ルフィみたいに無茶する人は少ない。100人いたら1人いるかどうかくらいじゃないかな。
ああいうのは、自分がしたくてもできないからこその憧れ(虚構)を虚構に投影しているんだと思う。
そんな虚構は普段の自分に不満もっている人の不満をどこかで食っている。虚構の食物連鎖。
その食物連鎖の過程で、あたらしい面白い虚構が作られるんだろう。面白い虚構が今後も自由に闊歩できる世の中であれば良いなと心底思う。


・『ワンピース』で泣ける人と泣けない人
マンガ『ワンピース』でぼくは泣けない。泣いたことがないし、感動したこともない。
『ワンピース』で泣ける人は、トニートニー・チョッパーが仲間になる話に感動し泣いたっていう。
ぼくは「ふーん。よかったよかった」で終わった。
感動しなかったし、泣けなかった。

安直なドラマだから泣けないのか? それとも、安直かどうかではなく、自分とは遠い距離の物語だから泣けないんじゃないかな。
『宇宙兄弟』はけっこう感動して号泣。
まだ自分の世界に近いからちゃうかなと思っている。
各虚構とぼくや、誰かの距離は違うんだ。


・正解は複数、最適解は結構少ないのかもしれない
ぼくら人間は正解をひとつにしたがる傾向がある。
1+1=2。

これって、たとえばりんご1個を置いているテーブルにりんご1個さらに置いたら、テーブルの上にはりんごが2個あるという条件でなりたつ正解。
でも泥団子1個に泥団子1個合体させでっかい泥団子1個になるなら、
1+1=1になる。

条件によって正解は変わる。条件がどんなのかちゃんと確認すると、条件にあった正解を出しやすくなる。

テレビにでてる人、肩書きがある人、その誰もが必ず適切な正解を出せるわけじゃない。条件がその答えとあっているのかは、確認しなくちゃいけないなと思う。

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