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防災と地域の矛盾。

どうも、今井です。
防災というとまずは避難所ですよね、普通は。しかしなぜ、体育館や学校校舎への避難が前提なんだろうか?って思いませんか。先進国日本のしかも令和の時代に、なぜか体育館で雑魚寝、テント寝、ダンボール寝。

私は、真剣に悩みました。おかしいだろう!と。

結論としては、運営側が「役所+町内会や自治会+ボランティア」なのです。
そう、ほとんど予算もとってなければ、急場凌ぎなので想定もあくまで手弁当なのです。※金は出さないが管理はしたい役所職員の姿に限界を感じますよね。

災害が少ない国レベルの発想なので、用意もほとんどしてません。
いえ、していると言えばしていますが、役所としては避難所に行くと、玉手箱、、、のような箱がありそこに「グッズ」が入っていて、やることを確認しながら行います。当然素人です。

町内会や自治会の皆様は、役員レベルでは事前に打ち合わせ、準備を行いますが、災害当日にその人がいるのか?問題になってしまいます。結果、当日のマンパワーが一番になるわけです。

さて、それではどんな人が避難してくるのか?と言いますと、役所としては全人類でございますが、担ってくれている町内会の皆さんは、当然に会費を払ってくれている会員様が前提になってくるわけです。隣のタワマン2000人は来ないでくれ!っていうのが本音なのです。

しかし、タワマンからすれば同じ市民。いつでも入りたいのが本音。だったら、役所が税金投入して民間企業に運営を任せればいい、さらにホテル、宿、企業の空いているスペースも借り、バスなども活用すればいい。

そういった発想はないのだろうか。。。。。ないです。
災害は選挙とおなじイベントであって、レギュラーではない。
いろいろ批判を受けるかもしれませんが、これが大体あるあるだと思います。

一方で、本当に力を入れている避難所もたくさんあります。それはご協力をしてくださっている町内会、自治会の努力です。ありがたいことです。

これからの避難については、災害レベルが上がり続けている以上、根本から考え直さないといけないです。地域元気商社としては、こういった活動も支援していきたいと思っています。前例、前提にとらわれないことが大切。

写真は地元ラーメン屋の日高屋さんのカップ麺。食べるか?苦笑いです。

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