きっかけをつくるギルドケア

目の前に現れた社会制度のほころびを、ひとりの人間として繕っていきたい。関東一円で警備事…

きっかけをつくるギルドケア

目の前に現れた社会制度のほころびを、ひとりの人間として繕っていきたい。関東一円で警備事業を営むギルドグループのアカウントです。 「ギルドケア」とは、身分・生活・自分の生き方を失った方を支援し、それぞれの復活を担う場です。事業はこの場を継続させるための手段としてとらえています。

最近の記事

「なぜそこまで支援するの?」とよく聞かれます。その理由を考えてみました。

(写真は、ギルドケアの食事会の風景と、自社畑の様子です) 前の記事でもご紹介しましたが、私たちは今の社会の中で生きづらさを感じている方々を対象に、彼らが思い描いた生活を実現する支援活動を続けてきました。「ギルドケア」と名付け、これまで20年近く継続しています。そんな私たちの姿を見て興味を持った方々が「なぜ、支援するの?」とよく聞いてこられます。今回は、この疑問の答えを考えたいと思います。 私たちは埼玉県を中心に、北関東3県を含めた市役所の福祉課やNPO団体など100か所ほ

    • 「保護を与えるのではなく、機会を与える」必要なきっかけを届けていきたい。

      現代の日本社会には、すでにさまざまな制度や組織による支援活動があるにもかかわらず、その隙間からこぼれ落ちてしまう方たちが少なからずいます。そもそも自分が置かれている環境しか知らないため生活を変えようという意思を持てなかったり、支援制度の存在を知る手段がなく自分の望む生活を諦めてしまっていたり。彼らの中には他者の存在なしには社会に参加する機会さえ得られない方もいます。 私たちはこうした社会の死角に生きている方たちと日々接しながら、きっかけを提供する活動を続けてきました。この状況

    「なぜそこまで支援するの?」とよく聞かれます。その理由を考えてみました。