うちの子から始まる話

うちの子が奥さんのお腹に宿ってからのお話です。これも奥さんにしか話していない話。

僕は男性で、出産の苦しみもわからないし一緒の気持なんかになれたりしない。でも魂だけのことがわかる。それがとても話にくい感じですが、とはいえ、そういうことをちゃんと自信を持って書くことをしてみます。大切なことだと思うので書きます。

奥さんのお腹が大きくなると奥さんは決まって「どんな子かな」と聞きます。僕はその質問を感じとると奥さんの上にくるくるとルーレットみたいなものが回っていました。そしていくつかの子供が視えます。奥さんにはきちんと伝えにくかったのですが、そのとき、障害を持っている子ばかりが視えました。

そして最後にとても元気で体力のある子がそのルーレットにはまりました。条件がひとつだけ滑り込みでこちらから伝えられたので、魂に乗る彼のスピリットに対して「元気な子」と伝えました。(ちなみにすでにこの時に男の子だと感じていたのは、奥さんも一緒でした)

二人で病院で確認してサインしたことなんですが、障害をもっているとわかる検査を事前に今はすることが出来ます。ですのでそれがもし嫌なら中絶することができるようです。でも僕らは検査すらしませんでした。

馬鹿な話だよね。どんな子だってうちらの子だものね。

そう話していて医師からの提案は何の反応も示しませんでした。

でもルーレットで視えるのは障害児ばかり。身体が本当にほぼ動けない子。この子は生きていけるのだろうかと思えるような造形の子までいました。ルーレットはぐるぐるずっと回っていて、その間のタイミングにすぽっ、と入ってくる子。その子がうちの子になることを、そのルーレットは教えてくれました。元気な子だよー、よろしくねー。彼のスピリッツは、バランスを取りながら自分が乗る「魂」に狙いを定めている感じに思えました。

当時まだ僕はサラリーマンでした。ある日営業から戻って深夜に事務所に戻ってきました。その時はとても疲れていました。幻だったのかもしれません。二人の子が僕の前を元気に走っていきました。男の子と女の子。男の子はこちらを見て笑っていました。間違いなくその子。顔かたちをはっきり覚えています。これから生まれて来るうちの子の成長した姿。そう思えたんです。

(ちなみにあとでわかることですが、その女の子は僕の妹の初めての子でした。うちの子がうまれた半年後に生まれました)

うちの子が生まれた日、とんでもない子を授かってしまったという感じでした。僕らにはもったいない。とても大きなメッセージを持った子。名前は、リーディングなんですが、お腹の子が「うた」という名前だ、と言うので、ゆうた、にしました。いろんな占い師さんやスピリチュアルカウンセラーさんに言われてきたことは、彼は、日付まで指定して生まれてきた子とのことでした。(2010年3月27日生まれ)

障害があるのがわかったのは2歳でしたが、奥さんのうろたえ方に対して僕は本当に申し訳ないんですけど、めちゃくちゃ冷静でした。そのときはじめて、ずっと奥さんには伝えていなかったことをその時に話しました。ルーレットの話、その子がきっと条件付きで肉体を手に入れてバランスを確認しながら僕らのもとに一生けんめい頑張ってやって来た話、名前も指定してきた話(これは名づけの時に話した)、伝えたい大きなメッセージを持って生まれてきている話、を伝えました。

僕の能力は彼と繋がっていて、彼の能力は何に繋がっているかというと大きな大きな地球。そしてそこから繋がる大きな大きな空間。僕の能力なんて芥子粒ほどのはるかに超えたとんでもない空間と能力。そして彼のその空間性をもとに奥さんが僕の能力を増幅することをその頃に知りました。僕が開花していったり次元をあげると、彼はコトバを少しづつ覚えたり発語がはっきりしたりします、僕が次元が低くなると彼は退化します。とても不思議なことですが、そうしたことが起きます。3人が繋がり家族というのはこういう繋がりがあるんだと情報空間のありかたを感じました。

彼、僕らの子が伝えたい大きなメッセージ。それはきっとずっとこれからの彼の人生で僕らにずっと伝え続けてくれるのですが、これをきちんと知ることも僕にとってとても大切なことです。

なんだか書いていて再認識出来ました。


ちょっとヒントなのかわかりませんが、命が始まり、どこからやってくるのか。それを知る機会を彼が僕に教えてくれています。


療育園(保育園みたいなもの)に通っていた時、ふと、そこにいることだけで武器だね、みたいなことを先生と話していました。


想い出してきたのは、障碍者施設というのがあって、それの仕組みとかあって、それの社会とのかかわり方とかあって、僕ら夫婦は、えーこんなの絶対おかしい!と思ったことでした。預けただけで事業者はお金がもらえる。変な話、時間さえつぶさせれば、お金がもらえる仕組み。そこにいるだけの価値が、違う方向にある。とてもじゃないけど、こんな未来は嫌だと思いました。

知っている未来は違う。障害者施設?そんな施設必要なのかな。確かに必要なんだろうけど、事業者のための施設なんて要らない。障害を持つ人たちの本当の役割は何か?未来のありかたを示すこと。誰よりも早く楽園を知ってこの世界にやってきている。


誰よりも世界に敏感で

誰よりも早くに未来を知っている

でもそれの伝え方や

表現の仕方がいまの世界に合わないから

どうしても現実化出来ないでいる


今日、ちょっと化学変化が起き始められました。いま障害者福祉施設で施設長をやらさせて頂いているのですが、仕事をずっとみんな諦めていたり我慢してきていたことがわかった。現実化出来ないって思っていた。アイデアを出すたびにとんでもない子供みたいなアイデアが出てくるけどもしも!もしもこれをひとつひとつ叶えてあげられたらなら!本当に自立出来るんじゃないのかな?

そしたら本当に本当に伝えたかったことがある子達の言葉を、翻訳して、現実化してあげられるんじゃないのかな?

うちの子が選んできたのは、何とか僕らの願いを聞き届けてくれて、元気な子で、頑張ってやってきた。

それの意味が本当に本当にわかる必要があるんだと思うんです。



またあとで書きます。

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